【立教大学練習試合選手コメント】梅崎「楔が入った時の制度を高くしないといけない」伊藤「決めきれる選手にならないと世界では通用しない」
梅崎「楔が入った時の制度を高くしないといけない」
名古屋戦で77分に途中出場をし、30分ハーフをフルに走り闘った梅崎司選手。「練習試合が出来たことは、有り難い。コンディションは、移動もあってフィジカル的には難しかった。その中で、何が出来るか考えながらやっていた」と梅崎選手は話した。そして「前半は、コンビネーションで崩すのが難しかったが、後半は距離感が近くなり良いテンポで崩せた。立教大学が前からプレスを掛けて来たときは剥がせば行けたが、もっと楔が入った時の精度を高くしないといけないと思った。川崎戦は、本当に難しい相手だ。一瞬、気を抜いたらやられる。順位的にも勝つか負けるかのタフで激しいゲームだ。川崎戦に向けて良い練習試合だった」と過酷なコンディションの中でもフルに走り、川崎戦に向けてイメージを膨らませていた。
伊藤「決めきれる選手にならないと世界では通用しない」
攻守に渡り豊富な運動量を魅せていた伊藤涼太郎選手は「大学生相手に、チームとして前半に点が獲れていない。前半、自分に決定機があった。決めきらないと試合は苦しくなる。決めきれる選手にならないと世界では通用しない」と前半の決定的なチャンスのミドルシュートを決めきれなかったことを悔やんだ。そして「後半の終盤は、プロも大学生も関係なく足が止まって来る。とにかく、走ることを意識した。大学生は、自分よりも年上だが、プロのサッカー選手としてのプライドがあった。大学生には、負けたくなかった」と意地を見せていた。
「自分は、試合に出れていないのが事実で、堀さんや他のコーチにアピールしたかったし、誰が観ても100%出し切らないと」と気合いが入った練習試合であった。立教大学との練習試合を振り返り「立教は、頑張ってくるチームで、ひとりひとりに厳しくしく来ていた。ワンタッチプレーを意識して、右に視線を送り逆にワンタッチでパスを出した」と目で相手DFを釣りダイレクトプレーを心掛けていた。そして「守備面は、いろんなコーチから指摘されている。普段から阿部さん、青木さん、柏木さんを観ているので、伊達に弱くない。絶対に負けてはいけない。ボールを奪う気持ちで守備している」と先輩方のプレーを手本にした守備を意識していた。