浦和フットボール通信

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【選手ミニコラム】自称“何でも屋”

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(Report by 河合貴子)
右でも左でも遜色なくプレーが出来るのは、関根貴大選手の強みでもある。11月27日の後方からの攻撃の組み立てパターン練習で両ワイドのポジションでプレーをした。

関根選手は「何でも屋なんでね」とニヤリと笑った。そして「どんなタイミングでも良い準備はしないとね」とチャンピオンシップ決勝の鹿島戦に向けて準備に余念はない。

「期間が空いた中で、もう来たのか?!って感じで、初戦に向けてソワソワしている。期間が空いている時は、長いなって思っていたが、2日前になると違う」と話し「アウェイでの試合は、相手のペースになりがちだ。そこを我慢して闘うことが大事。自分たちが相手を上回れるか、我慢強さが大事なんだ。鹿島は、退いてからのカウンターは迫力をもって来ていて強みだし、守備は自信をもって堪えられる強さを持っている。走って、闘う!」と意気込んだ。

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そして「アウェイの鹿島は、いつもの試合の最後の笛が鳴るのが倍の時間が掛かっているような気がする。それだけ、激しい展開だ」と話し「0-0よりは、1-1が良い。アウェイゴールを含めて、得点を獲ることが大事だ」とキツい試合を想定しながらもゴールを目指す姿勢を見せた。

関根選手は少し不満げな表情をして「これが(チャンピオンシップ)無かったら、優勝していたのに」本音をポロリとこぼしたが「この制度で真の王者を勝って掴み獲る」と勝利を誓った。

鹿島戦に向けてしっかりと準備している自称「何でも屋」の存在は、チームに大きな力を与えるはずだ。

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