浦和フットボール通信

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【選手ミニコラム】今季の闘いの中で、メンタル的強さも身につけた、遠藤航「この2戦セットプレーでゴールを決める!」

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(Report by 河合貴子)

遠藤「良い意味でプレッシャーのある試合で落ち着いてやれるようになった」

年齢の違いはあるが、湘南を離れてさらなるステップアップを求め、今シーズンから闘う場を変えた二人。鹿島の永木亮太選手と浦和の遠藤航選手だ。チャンピオンシップの決勝の舞台で遠藤選手は、永木選手と対戦することを本当に楽しみしていた。恐らく、浦和に移籍した自分の成長を永木選手に感じて欲しいのではないかと思うほどであった。

遠藤選手は「個人的に、元チームメイトがいる鹿島に来て欲しいと思っていた。亮太君とやるのは、楽しみ」と嬉しそうな笑顔を見せた。

「亮太君は、ボールを奪う中盤で鹿島では一番効いている。懐にいける選手で、味方にしたら頼もしい。マッチアップはしないけど、パスを出すボランチに気を遣わないといけない。ゼロで抑えることを意識するが、セットプレーでこの2戦でゴールを決める!セットプレーでゴールを決めて自分が良いところを持って行く」と少し照れながらも自信たっぷりに笑顔を見せた。

遠藤選手は、いつも試合前になるとDFとしてしっかりとしたリスク管理と無失点を強調してきた。だが、チャンピオンシップ決勝の大舞台で無失点だけで無く自らゴールを決めることを誓ったのだ。「真の王者」を決める大一番の試合を目前にして、思わずメンタル的な強さを遠藤選手から感じて鳥肌がたった。

遠藤選手は「ミスがあったからメンタル部分で強くなった。オリンピック、ルヴァンカップ決勝、ACL含めてやって来て、良い意味でプレッシャーのある試合で落ち着いてやれるようになった」と自身でもメンタルの成長を感じていたのだ。

このメンタル的な強さで、永木選手をはじめ鹿島の選手たちを圧倒するだろう。鹿島の攻撃を抑え、しかもセットプレーで移籍初ゴールを決めてMVPに輝け!

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