浦和フットボール通信

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無料記事:新体制、新戦力で心機一転!レッズレディース始動開始!石原監督「攻撃的サッカーを展開する」

少し緊張気味に席に着席して記者会見に挑む

少し緊張気味に席に着席して記者会見に挑む

(Report by 河合貴子)

2013年にINAC神戸を3冠に導いた石原監督が就任

昨シーズン、なでしこリーグ1部降格の危機に晒されたレッズレディース。昨シーズンからレディースのコーチとして選手たちをサポートしていた石原孝尚氏が、監督として今シーズンから指揮を執ることとなった。

石原監督と言えば、INAC神戸監督時代の2013年に、なでしこリーグ、なでしこカップ、皇后杯と国内大会で3冠を達成、そして国際女子サッカークラブ選手権でも優勝を果たしINAC神戸を世界1位に導いた手腕の持ち主である。その手腕をフルに発揮して、レッズレディースを優勝に導いていく。

緊張をほぐすように、まずは一口水を飲む、石原新監督。

緊張をほぐすように、まずは一口水を飲む、石原新監督。

石原監督は「今シーズン、7人の選手に新加入して頂いて、良い選手もいる中でみなさんの期待も高いと思います。監督も代わり、スタッフも代わった中でチーム一丸となって闘っていきたい。当然、目標は優勝を目指して、さらに高めていきたい。選手たちには、トレーニングにしっかりと集中してもらおうと強く思っている。目の前の1試合、1試合が大事になってくると思うが、各カテゴリーだったり日本代表を狙える選手が多く在籍しているので、トレーニングを大事にしながら試合を戦って行ければ良いと思っている」と力強く話した。

また「攻撃的サッカーを展開するつもりでいる。スポンサーやサポーターに凄くご支援を頂いている中で今年は、関わってもらっている人たちに喜んでもらえたり、感動してもらえるようなチーム作りをしたい。選手たちには、もう一度感謝だったり、挨拶をしっかりするとか人間的なところも成長してもらえたらと強く思っている」と攻撃的なサッカーで優勝を目指して感動を届けるだけでなく、サッカーを通してより人間性を高めていく。

挨拶の最後に「男子とアベック優勝ができたらと思っているので、本当にチーム一丸となって闘って行くので、今後とも宜しくお願い致します」と深々と頭を下げた。

「手を広げるポーズは?」と石原新監督の提案が採用されて、選手たちは笑顔でポーズ!!

「手を広げるポーズは?」と石原新監督の提案が採用されて、選手たちは笑顔でポーズ!!

そして「昨シーズンから浦和に関わり、凄く能力が高い選手が多いという印象だ。だが、上手く試合の中で能力を発揮出来なかった。今年は、彼女たち自身が持っている力を試合の中でしっかりと発揮出来るようにフォーカスしてやっていきたい。さらに、目の前の試合だけでなく、もっと高いレベルを目指して彼女たちが闘っていける環境をクラブもサポートしてくれているので、目指すべきところを高めに設定して取り組めたら良い」と各年代別代表選手が多く所属するレッズレディースならではの方針を明らかにした。

そして、「日本人の特徴もあって、ボールを持ちながらゲームを進めることが大事。ポゼッションだったり、しっかりボールを繋ぎながら狙って得点が出来ることと、ボールを失ったり相手がボールを持っている時は前からプレスを掛けてマイボールにする。ボールを持ちながらゲームをコントロールして、毎試合1点でも多く得点を目指す。コンパクトに高い位置でプレーが出来たらなと思っている」と目指す攻撃的サッカーについて話した。

小柄な石原新監督は、選手より小さいことを気にして少し背伸び。

小柄な石原新監督は、選手より小さいことを気にして少し背伸び。

また、キャプテンについては「何人か、候補が頭の中にある。新しいシーズンが始まって、今日から練習が始まるので、しばらく見た中で決めたい。ちょっと、練習の雰囲気とか去年と変わるところが多いのでそういうところを見てから最終決定したい」と慎重な構えを見せた。

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