浦和フットボール通信

MENU

”ベルリンの奇跡”と浦和の繋がりがここに サッカーを愛する母と子のための 「竹内悌三賞」の募集が始まる

ベルリン五輪で日本代表が、優勝候補だったスウェーデンを破った「ベルリンの奇跡」は今でも伝説として語り継がれています。その代表の主将を務めた、竹内悌三氏は、旧制浦和高校出身で、浦和ゆかりのプレイヤーでした。浦和フットボール通信編集の「浦和・埼玉サッカーの記憶」でも登場いただいた石井幹子さんは、竹内主将の娘さんであり、世界的照明デザイナーとして現在活躍されるかたわら、日本サッカー協会相談役も務められています。その石井さんが母子家庭の子供たちを元気づけるために始めた「竹内悌三賞」が今年で第5回を迎え、8月1日から母子家庭の小学生男女からの作文を募集開始しました。入賞者には賞状、記念品とともに奨学金が送られます。ぜひ、この機会にご応募ください。

 

照明デザイナー・石井幹子さんよりメッセージ

私にとって念願だった「竹内悌三賞」を、終戦後70年の節目の2015年に創設しました。 私の父、竹内悌三は、第二次世界大戦で召集され、戦後シベリアに抑留中に亡くなりました。 その父を記念して、恵まれない母子家庭の子供たちを元気付け、母親を励ますことを願ってつくった、ささやかな賞で、今年で第5回目を迎えます。

竹内悌三賞について

1936年、ベルリンで開催されたオリンピック大会で、日本のサッカーチームは、優勝候補であったスウェーデンを3対2で破り、「ベルリンの奇跡」と呼ばれました。この主将であった、私、石井幹子 の父、竹内悌三は、その後、幸せな家庭を築きましたが、召集され、戦後シベリアに抑留され、帰らぬ人となりました。「竹内悌三賞」は、母子家庭の小学生を対象に、サッカーで得た体験談を綴った作文を募集します。

応募要項

対 象:現在母子家庭にあり、サッカー、フットサルをする全ての小学生男女。
内 容:頑張ったこと、嬉しかったこと、夢、友情、家族への愛など、サッカーで得た体験談。
応募の形式: 400字詰めの原稿用紙で2枚まで。 本人直筆の手書き原稿と本人の写真を郵送。
公募開始:2019 年8月1日(木)
締 切 2019年9月30日(月)(消印有効)
発 表:2019年10月20日(日)
審査委員: 川淵三郎(審査委員長)日本サッカー協会相談役 石井幹子 照明デザイナー

主 催: 竹内悌三賞実行委員会
後 援: 公益財団法人日本サッカー協会

応募作品の中から、優秀賞(1名)、佳作(1名)を審査し、11月23日(土)に日本サッカーミュージアム にて、表彰式を行います。 入賞者には、賞状、記念品と共に、奨学金(優秀賞 20万円、佳作 10万円)を贈呈します。

ホームページ: http://www.motoko-ishii.co.jp/

ページ先頭へ