浦和フットボール通信

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さいたま市内小学校104校に寄贈 絵本「サッカーのまち さいたま」の贈呈式が行われる。

 


一般社団法人Jリーグの理念を実現する市民の会は、5月に発行した絵本「サッカーのまち さいたま」をさいたま市内104校に3冊ずつ寄贈する。この寄贈式がさいたま市役所市長室にて行われ、清水勇人さいたま市長、細田真由美さいたま市教育長、平沼大二郎代表理事、鈴木茂埼玉県サッカー協会会長、浦和レッズ池田伸康さん、大宮アルディージャ斉藤雅人さんが参加した。

平沼代表理事から絵本が渡されて、清水勇人さいたま市長から感謝状が贈呈された。今回寄贈された絵本『サッカーのまち さいたま』は、サッカーのまち「さいたま」をテーマとした小学3,4年生向けの児童書となっており、市のサッカー史を紐解きながら、子供やその家族に郷土の歴史認識や地域への帰属意識の向上を促し、地域の共通財産であるサッカーと「さいたま」への関心を高めてもらう内容となっている。

平沼代表理事は「さいたま市は流入人口も多く、わが町にサッカー100年以上の歴史があることがまだまだ伝わっていない。これを広く伝えるために絵本を制作した。浦和、大宮それぞれの歴史を紐解くと、それぞれの歴史があることも知ってもらえると思う」と絵本制作にあたっての意図を話した。

また今後の展開として「浦和レッズ、大宮アルディージャ協力の下、小学校へのリモートでの読み聞かせ会などの開催が出来れば」と話をして、細田教育長も「それは素敵な活動になりますね」と開催を賛同した。

浦和レッズの選手OBを代表して出席した池田伸康さんは、「私も生まれも育ちも浦和、チームも浦和という縁です。この絵本でサッカーの街の歴史を知ってもらい、サッカーを通して浦和が盛り上がってもらいたいという思いになりました」と話し、大宮アルディージャの選手OBを代表して出席した斉藤雅人さんは「私も浦和生まれ、育ちですが、チームは大宮アルディージャでプレーをさせて頂きました。サッカーを通じてさいたまの皆さんを元気づけられればと思っています。OB戦なども行い、OBも一緒に頑張っていきますので、よろしくお願いいたします」とあいさつした。

清水市長は「市民の皆さんの地道な力が大きな力になる。現在はコロナ禍で通常通りの応援はできないと思いますが、浦和は赤く、大宮はオレンジに街が染まって、楽しく過ごせるようになってほしい」と話した。

この絵本は、さいたま市内の小学校、その他施設への寄贈を予定しており、非売品となっていますが、寄付いただいた方には返礼品として贈呈される。詳しくは下記まで。
https://www.j-shiminnokai.com/soccerbookdonation
一般社団法人 Jリーグの理念を実現する市民の会HP

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