浦和フットボール通信

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レッズの魅力

埼玉県桶川市出身バンドの「GOING UNDER GROUND」。かつてはテレビ埼玉のレッズ応援番組「GGR」のエンディングテーマも務めるなどレッズともゆかりのある彼らの中に、レッズ大好きを公言し続けるギタリストがいる。その名も中澤寛規。レッズ好きNo.1ミュージシャンと言ってもいい彼が、レッズ、フットボールとミュージックでなんか面白いことやろうぜとスタートした企画。これから何が飛び出すか乞うご期待。「GOING MAGAZINE」とのコラボレーション企画。まずは、中澤さんのレッズプロフィールをお聞きした。
インタビュアー:椛沢佑一(浦和フットボール通信編集長)

GOING MAGAZINEでは、取材風景を動画にて配信中!

 

■レッズの魅力は、スタジアムの雰囲気。これは言葉では表現できない!

椛沢:まだレッズをよく知らない人も多いと思いますが、どんなところを中澤さんはおすすめしたいですか?

中澤:やっぱり試合の雰囲気でしょうね。サポーターが雰囲気を作っていて、あの雰囲気はどれだけ言葉で説明してもテレビ中継で映るものを見ても、生でみた時のパワーにはかなわないと思っています。俺もあまりサッカーに興味がない友達を連れて行ったことがあるんですけど、まずスタジアムに入った時の空気感に驚きますね。そこは他のチームではなかなか味わえないと思いますよ。レッズは、チャントひとつとってもセンスがいいと思います(笑)ちょっとでも興味があるという人は、とにかくスタジアムに試合を見に行ってもらいたいですね。

椛沢:あの雰囲気は、ライブに近いところがあるんですかね。

中澤:俺が試合を見に行った時に思うのは、サッカーはスポーツなので、勝ち負けがちゃんとあるので、それで一喜一憂できるのが羨ましいなと。音楽に勝ち負けはないので、ライブで演奏する我々もお客さんもみんなそれぞれの受け止め方で楽しむという感じですからね。だから、サッカーのように結果を何万人の人が共有できるのはそれはそれで羨ましいなあと思うんですね。トラップミスをした時に何万人のため息が聞こえたりすると思うんですけど、ライブでちょっと演奏ミスをしてもお客さん全員が、あーってなるということはないですし(笑)、逆に得点シーンとか良いプレーに対しての一体感はスポーツならではだと思いますね。

椛沢:なるほど、またライブとサッカーでは違う熱狂する瞬間というものがあるんですね。

中澤:自分も音楽が好きでこの仕事を長くやらせてもらってますけど、それと同じくらいの熱量をもって興奮できるレッズという存在がちゃんと自分の生活の中にあるのは幸せなことだと思いますね。

椛沢:中澤さん自身は、結構、はまりやすいタイプなんですか?

中澤:なんでもかんでもはまりやすいタイプではないですね。逆に好き嫌いは激しくて、これ嫌いだなと思ったらさよならという感じなんですけど(笑)、レッズに限っては、中学生の時からずっと好きなんですね。自分がスポーツが苦手な分、選手に何か投影してしまうということもあるのかもしれないですね。

椛沢:世界的に見てもミュージシャンがサッカーを好きというのは多いと思いますよね。日本でもサッカーが好きなミュージシャンは多いような印象はあるのですが。

中澤:周りのミュージシャンはプレーする人の方が多い気がしますね。ミュージシャンが集まってサッカー大会が開催されたりしていますからね。でも俺はそっち側のタイプじゃないんです(笑)。楽しんで蹴るのは良いんですけど・・・。一度、昔ゴーイングでもユニフォームを作ってフットサルチームを作ったことがあるんですけど、あれは一年続いたかな?・・・(同席している石原さんに問いかける)

石原:いやあ、さーっと辞めてしまいましたね(苦笑)

椛沢:石原さんもサッカーが好きなんですよね?

石原:僕はまさにサッカーをやる方が好きなんですよね。特別応援するチームがあるというわけではないです。学生時代は、ハンドボール部だったんですけど、そのコートでサッカーをやったりしていましたね(笑)

中澤:石原はスポーツがそれなりにできちゃうタイプなんで。俺も脳内イメージはすごく出来ていて、あそこにパスを通して、あいつがスペースに動いて、というのはあるんですけど、実際思ったところにボールが飛ばないという(笑)

<ナカザ浦和探訪(浦和の街篇)>
浦和レッズのホームタウンである浦和の街を中澤さんが探訪。

浦和の街は、変わらない所は変わらないですけど、再開発が激しいなと。東口はあんな景色になると思っていなかったですからね。ライブハウスが西口だったので、浦和というと西口の印象が強いですね。浦和に来ると高校生の頃の匂いを思い出しますね。レッズにのめり込み始めた時期でしたし、当時の僕は、浦和レッズの試合の翌日に新聞の試合結果の切り抜きをスクラップにしていましたね(笑)。

レッズサポーターの聖地!力だー!
レッズユニフォームで歩く中澤さんと一緒にいた石原さんが、取材前日にあったレッズの試合結果を通りがかりの街の人に聞かれる。サッカーの街浦和らしい光景。

GOING UNDER GROUND Profile

埼玉県桶川市出身の4人組。ブルーハーツに憧れて、当時中学1年の松本素生、中澤寛規、石原聡、伊藤洋一は、バンドを結成。高校1年の時に河野丈洋が加わり、何度かメンバーの出入りを経て、高校卒業時に5人が揃う。
1998年12月にインディーズレーべルDNA CUPSULESより、ファーストミニアルバム『Cello』をリリースする。1999年10 月には自分たちの事務所 aqua music products、レーべル sunnysideを設立。翌年5月に初のフルアルバム『GOING UNDER GROUND』をリリースし、全国ライブツアー開催など精力的な活動を展開するなか、2001年6月21日にシングル『グラフティー』にてメジャーデビュー。2005年にリリースされた『STAND BY ME』は三ツ矢サイダーのオリジナルCMソングで話題となり、ロングヒットとなる。2006年には初の日本武道館公演を成功させる。2009年4月18日、日比谷野外大音楽堂でのtour2008-2009 “LUCKY STAR”ファイナル公演をもって、キーボード・伊藤洋一が脱退。メンバー4人での再スタートを切る。2009年11月、松本素生がヒダカトオル(元 BEAT CRUSADERS/現 MONOBRIGHT)をプロデューサーに迎え、ソロ・プロジェクトのSxOxU(ソウ)を始動。同じく12月に、河野丈洋も初のソロ・ミニアルバム『CRAWL』 を自身のレーべル“NORAH RECORDS”よりリリースする。
2010年1月、プロデューサーに常田真太郎(スキマスイッチ) を迎えてのコラボレーション、松本素生ソロ曲「2030」がグリコ「ポッキー」スペースシャワーTV CFソングとしてオンエア。松本素生として、ソロ第二作目のシンガーソングライター・ミニアルバム『素生』を3月にリリース。メンバーのソロ活動も盛んになる中、2010年2月には、 GOING UNDER GROUNDとしても所属レコード会社をポニーキャニオンへ移籍することを発表し、5月にヒダカトオル・ プロデュースの楽曲『LISTEN TO THE STEREO!!』をリリース。“メジャー・デビュー10周年”となる2011年4月には2年振りとなるニューアルバム「稲川くん」をリリース。LIVE活動も精力的に行いつつ、2012年11月14日に待望のニューアルバム「Roots&Routes」をリリース。
2012年11月17日より冬のHALL TOURと題して地元桶川を含む全国4カ所のホールツアーを行い、年が明けた2013年3月よりGOING UNDER GROUND TOUR 2013「Roots&Routes」を開催する。

GOING UNDER GROUND
2012.11.14 RELEASE「Roots&Routes」
GOING UNDER GROUND1年7ヶ月ぶりのフルアルバム

一度は完成に漕ぎ着けたアルバムをゼロから作り直した
NEW ALBUM「Roots & Routes」ついに完成 !!
 

〈収録曲〉
01. 1978
02. シナリオライター
03. Breakthrough  *アニメ「FAIRY TAIL」主題歌
04. Roots
05. 1998~土曜日の夜、日曜日の朝~
06. ナカザのディスコ★
07. 刹那
08. 稲川くん
09. コーンフレークダイアリー
10. 1+1
11. 愛なんて  *映画「ハラがこれなんで」主題歌
12. なんにもいらない
13. 9th Route
14. Shining   *JR東海CMタイアップ曲

PCCA.03698 税込価格¥3,000
PONYCANYON

 

冬のHALL TOUR~Root&Routes~

11/17(土 )桶川市民ホール
12/8(土)大阪・御堂会館大ホール公演に続き、
1/13(日)栃木県総合文 化センター
1/20(日)日本橋三井ホール 追加決定!!

3月からは
GOING UNDER GROUND TOUR 2013「Roots&Routes」

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