浦和フットボール通信

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死闘、浦東vs南高、野崎監督試合後コメント

平成24年度
全国高等学校サッカー選手権大会 兼 埼玉県高校選手権 2次予選 決勝トーナメント
準決勝 -11/11(日)-浦和駒場スタジアム
浦和東 2延長2  3PK2  浦和南

選手権予選ベスト4となった、浦和東と浦和南の一戦は、まさに死闘。点の取り合いとなった試合は、PK戦決着となり、浦和東が決勝へと駒を進めた。詳細レポートは週刊フットボールトークにて。

浦和東高校 野崎正治監督

(後半は足が止まった?)
どういう圧力がかかったのか分からないのですが、前まで行けなかった。後半はずっと相手ペースでしたね。会場の雰囲気も、浦和南のチャンスで湧いたり、名門ですよね。我々は1点を先制して守りに入ってしまった。浦和南の圧力に対して受動的になりすぎた。春先は0-3で負けて歯が立たなかったチームですから、逆転された時はやられたと思いました。さすが浦和南です。本当にすごいです。

(その中で寄り切る形で勝利しました)
よく延長後半に追いつきました。うちはバランスを崩しちゃいけないチームですけど、負けている時は捨て身の攻撃で、3バックにして、右サイドを上げたのが、よく決めてくれた。あそこでセンターフォワードがスルーしたんですが、彼はいつも俺が決めてやるというタイプなのですが、よく見えていたと思います。今週は1点負けている時とかPK戦になった時などのシミュレーションはずっとしてきました。最後はGKも含めてよくやってくれた。PKはいつも見ているとやられるので、見ていません。3人目が外した時まで見ていたけれども、その後は見ていません。歓声だけを聞いて判断をしていました。最後決めてくれてほっとしましたね。PKでは勝ったり負けたり、色々な思いがありますし、特に浦和南戦でしたからね。

(自身も出身高である浦和南の気迫を感じたか?)
秋山監督が退職ということで、浦和南の子どもたちの気持ちが痛いほど伝わってきたし、あれが浦和南だと思います。私も南高出身で、南高魂で浦和南の血ですから。「青は藍より出でて藍より青し」という、師匠を越えるという言葉がありますけど、「赤は紅より出て紅より赤し」になりたいですね。浦和南を越えるということは、大変なことです。

(松本先生も見に来ていました)
あ、そうですか!先生は、偉大ですよ。

(次は決勝戦です。)
問題は決勝戦ですね。今日も2失点はロングスローとフリーキックからですから。うちのパターンでやられて、頂けなかった。正智深谷はさらに個人が強烈ですから、恥ずかしい試合をしないようにしたい。去年も武南が圧倒的と言われた中で勝ったので。厳しい試合になると思いますけど、1週間選手たちを教え込みたいと思います。私学には負けたくないという私の思いが選手たちに伝わるかどうかですね。

 

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