浦和フットボール通信

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2009年3月7日鹿島アウェイバスツアーレポート

3月7日(土)この日は16年目に突入した2009年Jリーグの開幕戦。
我らが浦和レッズはアウェー鹿島国で行われる鹿島アントラーズとの試合の日を迎えた。今回、浦和フットボール通信社が主催する「浦和アウェーを旅する会」略して・・浦旅(うらたび)に参加したので、レポートしてみる。

シーズンの開幕はいつも胸が高鳴る。今シーズンはふがいなかった昨シーズンから一転、新監督フィンケを迎えた新チームに否がおうにも期待を抱いてしまう。前日までの天候がウソだったかのような快晴に恵まれる。

浦和パインズホテルに8:45集合の案内がされていたが、集合時間の30分前には多くのサポーターが集まってくる。いい表情だ。バスに乗り込んで指定の座席を確認し、着席。バス内で再会する同志たちの「久しぶり」とヤリトリしている光景も多く見られた。

そして、バスの車内で本日のスケジュールと注意事項についての案内を確認し、いざ出発。

高速に乗りまずは新宿へ。ここで都内在住のレッズサポと合流する。新宿では10:20集合と案内していたが、こちらも早くから集まっているサポが多数。赤いグッズやマフラーを着ているからすぐにわかる。新宿から合流してくる同志達を迎え、バスの席が埋まっていくのを見ていると、少しずつサポーターの気持ちまで高まっていくように感じられた。この集合時間を利用して休憩をいれ、鹿島出発へ備える。

新宿組も合流し鹿島へ 出発。首都高速経由で湾岸道路にはいり、鹿島へ向かう。大きな渋滞もなくスムーズな運行。車中では過去のレッズ戦VTR上映会が開催される。この日は対戦相手の鹿島アントラーズにちなみ、浦和レッズの初タイトルとなった03年のナビスコ杯決勝戦を上映。その頃を懐かしんだり、その頃を知らない人は驚いたり、さまざまなリアクションが見られた。この試合は歴史に残る好試合だっただけに試合へのテンションが高まっていく。

途中、鹿島遠征ではおなじみの酒々井SAエリアで昼食を兼ねた休憩をとる。すでに多くのレッズサポーターたちで真っ赤に賑わう。チラホラ見える鹿島サポーターの肩身が狭そうだ。

スタミナ補給をしたところで、レッズ戦VTRを見ながら鹿島国へ入国。周囲を見渡せばほとんどの車両が鹿島スタジアムへ向かうレッズのステッカーが貼られている車にまたテンションUP。そして浦旅名物(?)の車内のサポを代表して今日の車内コールリーダーを決めることに。希望者が特にいなかったこともあり、勝運が強い人ということでジャンケンをして勝った人がコールリーダーに任命されました。そして今年一発目の「浦和レッズ」コール。最初はちょっと恥ずかしそうな雰囲気もありましたが、そこはさすが浦旅参加サポーター。自然といい声が出てました。徐々にみんな気合がはいっていきました。勢いをつけてくれたコールリーダーの方にはURAWA POINNTさん提供のジャガードマフラーをプレゼントさせていただきましたが、喜んでいただけたようで良かったです。

そして鹿島スタジアムが見えてくると、皆一気にムードが高まり、気合がみなぎる。車内の気温が1度か2度は上がっていました。スタジアム近くの駐車場に浦旅バスを停車。試合開始まであと2時間、荷物と闘う気持ちを忘れないようにし鹿島の地に降り立つサポーターのみなさん。みんなマフラーを巻いたり、ユニに着替えたり、すでに臨戦態勢はバッチリのご様子。そんなみんなを「いってらっしゃい」「がんばりましょう」と勝利を願ってお見送りして各自スタジアムゲートへ。

試合は2対0と完封負けしてしまい、帰りの車内はちょっと落ち込んだ雰囲気になってしまいましたが4-4-2のフォーメーションやフィンケの目指すサッカー、期待の新星原口元気といった今後に期待の持てる内容について話したり、今日の鹿島戦はきっちり車中で反省し、次節のホーム開幕戦であるFC東京戦に向け気持ちを切り替えてました。さすがは浦和レッズサポーター。これぐらいじゃあヘコタレマセン。

帰りの車内でのレッズ戦VTR上映会は懐かしの95年シーズンビデオ。なかなか見られない貴重映像に雰囲気は一変、今日一番おもしろいなんて声も(笑)。帰りの運行も大きな渋滞なく鹿島国を脱出でき、酒々井SAで休憩をいれて新宿へ向かう。こちらも渋滞もなくスムーズだったこともあり、当初の到着予定よりも30分以上早く新宿へ到着。新宿組の下車を確認し、浦和へ。何事もなく無事に浦和にも30分以上早く到着し、第一回浦旅09は無事に終了した。

大きなトラブルもなく浦旅バスツアーを終えました。参加者のみなさんありがとうございました。今日の試合は勝つことはできなくて悔しい想いをしたけど、ホーム開幕戦では絶対勝つ。そして浦旅第二回のジュビロ磐田戦では絶対に勝って、盛り上がりながら帰ってやる!と誓ったのでした。

浦旅2号車添乗員  佐藤浩也

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