浦和フットボール通信

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2009年7月29日清水アウェイバスツアーレポート

7月29日、水曜日。浦旅第6回は清水エスパルスのホームであるアウトソーシングスタジアム日本平で行われるナビスコカップ準々決勝第二戦。埼玉スタジアム2002で行われた第一戦を2-1とリードして終えたが、点差は1点差でしかもアウェーゴールを取られている。準決勝進出へ向け、43名の同士が「浦旅」で決戦の地へ乗り込む。

この日の天候はさいたま市では曇り、清水のある静岡県では曇りと予報されていました。実際に浦和で集合されたみなさんの荷物も心なしかいつもよりも少し大きい気がします。平日の試合だったので浦旅の催行も危ぶまれたのですが、みなさんなんとか仕事の調整をつけ、参戦するところはさすが浦和サポです。仕事が手につかないからという声も聞かれました。

バス車内ではナビスコカップの歴史で重要な年になった2002年のDVDを上映。現在も在籍する選手の若かりし頃に、「若いなー」という声が多数あがりました。決勝で敗れたのは残念でしたが、急速にナビスコカップというタイトルが身近に感じられた年でした。そんな懐かしい映像を見ている間に新宿に到着、新宿から合流する仲間たちを迎えにいきます。待ち合わせの新宿ではビジネスマンたちの中に赤いグッズを持った方がチラホラと集まってきます。集合するみなさんの格好を見ると午前中は仕事をされていた方も多く、いつもとちょっと雰囲気が違います。みなさんの気合の表れか集合もスムーズで予定より早く新宿を出発することができました。

そして新宿からはJ:COMさいたまの人気番組「Reds!Get Goal!!」などレッズサポーターにはおなじみの貴ネエこと、河合貴子さんもバスツアーに搭乗していただき、スペシャルトークがはじまります。直近の名古屋グランパス戦は0-3で敗れ、闘莉王の負傷離脱などがあった直後だけにチーム状況が気になるところです。この時点で新宿は曇り、清水の現地情報では雨は止んだとの連絡がありましたが、東名高速に乗るとチラホラと雨が窓ガラスに当たってくるようになりました。

休憩は東海遠征ではお馴染みの足柄SA。ここでのオススメは富士宮焼きそばとソフトクリームなどがありますが、今回の浦旅ピックアップは「くまさんのカステラ」。ほんのり甘い香りとかまの大きなぬいぐるみのモニュメントに目がいきます。いつもなら富士山がキレイに見ることができる足柄SAですが、あいにくの空模様でちょっと残念です。

足柄SAを出発したバスは順調に清水ICを降り、清水港を横目に日本平スタジアムへ。スタジアムまでバスは入れないため、スタジアムへの坂道の手前で下車して徒歩で向かいます。山の上にあるスタジアムまで歩くのもアウェーの洗礼(清水サポも歩いてましたが)、日本平公園の石碑からアウェーとホームでゲートへの道が分かれます。テクテクと坂道を登っていくと、ついに目の前にスタジアムが見えてきます。

スタジアムに着くと平日にも関わらず、清水、浦和の両サポーターも多くきているようで、時間と共にスタジアムにバスで到着するサポーターの数が増えてきます。天気は小さな雨が舞うといった具合で徐々に白い霧が視界を遮るように辺りに立ち込めてきました。

気になるスタジアムグルメでは佐世保バーガーと牛タンがありましたが、800円以上とちょっとお高めでした。スタンド席の売店は500円前後の商品多く、手づくり感があって清水に来たなーと感じられます。アウェーのスタジアムとはいえ、売店スタッフのみなさんは好意的でついつい多めに買ってしまいます。ちなみに私はおにぎり、フランクフルト、豚汁、バナナクレープを堪能して、決戦前のエネルギー補給をいたしました。

その後、試合前の2階ゴール裏では席詰めが行われ、勝利を信じて気合を込めた応援が展開されました。しかし、声援も空しく試合には敗れ、準決勝進出の道は絶たれ、09年ナビスコカップは終了しました。

試合後は重くなってしまった足どりでバスの降車場へ。集合に遅れはなかったので、定刻どおりに出発できました。延長戦やPK戦まで覚悟していただけに、勝利以外での早い出発は残念です。得点者予想クイズも正解者がなかったため、景品プレゼントは全員参加のジャンケン大会を行いました。敗者復活制度の結果、何度もチャンスがあり、イベント時間が長くなってしまいましたが、できるだけお土産を持って帰っていただきたかったので、用意していた景品はすべてお持ち帰りいただきました。

今回の浦旅は平日開催で終電時間に間に合わない事を想定したツアーでしたので停車場所も新宿、浦和の他に池袋、川口、大宮と常より多く設定いたしました。帰りの高速道路でも渋滞はなくスムーズな運行で予定よりも早い到着でしたが、今後の浦旅においても停車場所は要望に応じて、検討していきたいと思います。

勝って浦和に戻ってこられなかったのは非常に悔しく、残念でしたが変革のシーズンである今季、戦いはまだまだ続きます。こんなところでヘコタレている場合ではありません。早く切り替えて目の前の一戦一戦に臨んでいくだけです。浦旅ではガンバ大阪戦、ヴィッセル神戸戦、アルビレックス新潟戦が予定されています。バスツアーは弾丸ツアーになりますが、安く、楽しくをモットーに今後も実施していきますので、次回以降もご参加いただければと思います。また、興味を持っていただき、初参加という方もお待ちしております。一緒に旅をしていただきました参加者の皆様、ドライバーさんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

浦旅添乗員  佐藤浩也 

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