浦和フットボール通信

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内舘さん、都築さん、浦和サッカー少年と仙台サッカー少年が交流

5月14日、駒場スタジアムのサブグラウンドで、浦和のサッカー少年団から西浦和少年団、田島少年団、新開少年団、別所少年団、岸町少年団、また市外からも朝霞泉少年団、戸塚少年団が参加して、東日本大震災で被災した仙台市若林区のサッカー少年団の小学6年生19人と、サッカーの交流試合を行った。少年たちは震災以来、初めてとなったグラウンドでのサッカーとあって、目を輝かせながら走りまわった。

今回、企画した「フューチャー11」の発起人となった、浦和レッズの内舘秀樹さんと、元浦和レッズGKの都築龍太さんも参加し、各々のサッカーグッズにサインをもらったり、都築さんのパントキックの実演を肌で感じながら、一緒にボールを蹴って楽しんだ。

内舘秀樹さんは「実際に被災地に行き、祖父母の家も岩手県の山田町にあり津波によって家が流されてしまっていた。そんな中でもサッカーボールを蹴っている子供たちがいて、ほっとしたと同時に何かをやりたいと思った。今回、色々な方が協力をしてくれてそれが実現をできた。今回は、土橋さん(元浦和レッズMF、現・浦和レッズジュニアアカデミーコーチ)のつながりで仙台の若林区8チームの子供たちから6年生の19人をこちらに招待してサッカーをしたり交流会をしたりした。今回の企画で、ひとときでも現場の雰囲気を忘れる時間が出来てくれれば良い。今後も継続的に色々な形で支援をしていきたい」と語ってくれた。

また内舘さんと共に発起人の松尾智之さんは、「東日本大震災があり、長期的な支援が必要な中で、子供たちが今後を支える存在になってくる。その中で同世代の子が時を共に過ごすことで、色々と感じて欲しい。この活動は継続的に行いながら、小さな活動から強い絆を作っていき、現地で大きな支援が行えるようになればいい」と今後のビジョンを語った。

「Future11」
http://future11.jp

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