浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】広島戦に向けて準備余念なし。那須軽快な動きを見せる<那須・槙野・森脇コメントあり>(2014/3/13)

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広島戦に向けて嵌めた守備から縦への意識の練習を行う

シトシトと降る春雨が止みだした頃、ミーティングを終えて10時45分ごろから広島戦に向けて練習が始まった。アップ後、ハーフコートより少し大きめのコートにハーフライン上下5mにコーンを置きスペースを作り、縦パス入れて落としのボールを受けて攻撃の組み立て、相手を嵌めこむ守備の意識を高めたゲーム形式の練習を行なった。

黄ビブスは、興梠、李、梅崎。白ビブスは、槙野、那須、森脇、阿部、鈴木、宇賀神、平川。青ビブスは阪野、柏木、原口。ビブスなしは濱田、永田、坪井、天野コーチ、矢島、山田、関口と黄ビブスと白ビブス、青ビブスとビブスなしにチーム分けがされた途中からシャドウの李と梅崎に代わり柏木と原口が黄ビブスとなった。

G大阪戦で負傷交代して戦線離脱していた那須大亮選手は、12日からチーム合流しており、切れ味鋭い軽快な動きを見せていた。11日の練習中に左膝を負傷した原口元気選手も柏木選手とのバランス良くコーンで区切られたスペースを上手く使っていた。守備では前線からコースを限定して、スライドの守備とマンツーマンを意識した嵌めこむ守備をしていた。槙野智章選手から「ちゃんとセットして行こう!人が余るな!」と声が掛かかり全体の共通意識のもとで練習が行なわれた。

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広島戦に向けて準備に余念なし。那須軽快な動きを見せる

練習後、那須選手は「昨日から練習に合流した。良い春休みじゃないが、ゆっくり休めた。外から試合を見ることが出来た。(守備の嵌めこみやスライド)キャンプから意識してやってきた。前線からの守備とブロックを作るやり方と嵌めこむやり方を使い分けて結果を出しながらやっていきたい。もう行ける準備はしている」と広島戦に向けて準備に余念は無い。

槙野智章選手は「広島戦、1勝1敗で迎える中で良いサッカーしているんだからネガティブになることはない。広島とはミラーゲームと言われるぐらいフォーメーションが嵌る。後ろがしっかりと捕まえて、前に押し出すことが出来たら良い。ストッパーが相手をしっかり嵌めて、余らないことが大事。最後は個の強さが求められる」と高い守備の意識を話した。

森脇良太選手は「ビックチャンスは何回も訪れると思う。広島とやるときは、ポジションがガッツリ合うので、マーク受け渡しよりマンツーマンの方がしっくり合う。全部は無理だと思うけどマンツーマンも必要だと思う」と1対1には負けない強さを見せた。

昨シーズンのリーグ最少失点の広島からゴールを奪い、局面では負けない強い守備で広島を撃破したいところだ。

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