浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】<原口、森脇、永田、那須、啓太コメントあり>リーグ、仙台戦に向けて最終調整(2013/4/4)

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ナビスコカップ大宮戦から中4日、リーグ・仙台戦に向けて

昨日の降り続いた雨も上がり少し蒸し暑さを感じる4月4日、仙台戦に向けて練習が行なわれた。午前10時から練習が始まった。アップで、通称鳥かご(ボール回し)が終わった段階で、ナビスコカップ大宮戦に出場した、森脇、永田、阿部、関根、関口、柏木、興梠選手達7名は軽いランニングに切り替え、アップが完全に終わった時点で、原口、李、濱田選手3名も軽くランニングを行なった。神戸戦からナビスコカップ大宮戦を挟んでの連戦の中、選手個々のコンディションに合わせて、仙台戦に向けての調整となった。

残ったメンバーは3人1組となり、タイミングを合わせて、サイドからのクロスに飛びこむ攻撃のパターン練習を行なった。オフサイドラインを意識しながらサイドにボールを展開して、サイドに振るタイミング、中に折り返すタイミングを確認し、合わない場合は動き直しの意識が高かった。

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その後、ハーフコートまで広げで、相手GKからボールを奪って、サイドに揺さぶりを掛ける攻撃の組み立てパターンを行なった。キーとなるサイドのクロスは、左サイドは宇賀神選手、右は平川選手と固定していたが、両サイドとも比較的良いクロスが上がっていた。

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日本代表選出の原口「仙台戦でゴールを決めたい」

ランニングを終えた原口元気選手は、仲間の練習を気にしながらも、1人で相手DFを想定しながらドリブルでかわすイメージトレーニングをしていた。4月7日から始まる日本代表合宿のメンバーに選出されたこともあり、原口選手は「代表のラストチャンス!あの中から何人選ばれるんだろう?良くて3人かなぁ?!その3人に入らないとね。オーディションだね。合宿も大切だけど、チームでどれだけ高いパフォーマンスが出来るかだと思う。調子の良さをアピール出来るかだ。1カ月後の発表よりもまずは1試合1試合チームの勝利。仙台戦でゴールを決めたい」と話した。

スリーバックを務める二人も手応え

仙台戦が行なわれる6日、誕生日を迎える森脇良太選手と永田充選手。ランニング後、森脇選手は「仙台戦、誕生日でバッファローになるな!(興奮しすぎるな)とチームメイトから釘を刺された。仙台は、カウンターが鋭い。攻めている時こそ警戒しないといけない。流動的にボランチと1枚守備が余っている状況を作り、守備で数的優位を作っていきたい。チームが勝てば、最高の誕生日になる」と笑い、永田選手は「ラインを高くしてセカンドボールを意識していきたい。仙台は、守備が堅いから僕らが(DF陣が)相手の隙を突き、前線に良いボールを前に供給すれば、シャドーが下りて受けたり、相手DFの裏が空いて来たりする。昨年は、あまり良い感じでプレー出来なかった。やっと前ぐらいに戻って来た。年齢を重ねているから、もっと良いプレーをみせたい」と身を引き締めた。

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体調不良の那須も復帰へ

神戸戦以降、体調不良で離脱していた那須大亮選手がやっとチーム合流し、天野コーチとヘディングの居残り練習をするぐらいコンディションが上がって来た。練習後に那須選手は、滴り落ちる汗を拭いながら「体調は大丈夫です。コンディションも上がって来ている。仙台は、ハードワークしてくるので、それに負けてはいけない。球際からきっちり行かないとね。特に、攻めた時のリスクマネージメントしなければいけない。バランスを崩すことなく、最終ラインにボランチを吸収させないようにしたい」と仙台戦に意欲をみせた。

今シーズン、未だに勝ち星から見放されている仙台に、ホーム埼スタで白星を献上するわけにはいかない。ミシャ監督体制となってから3分け1敗だが、今シーズンは「違う」と言うところをみせつけたい。

タカネェの今日のイチオシ

サイドからのクロスに強烈な右足ボレーを叩きこんだ鈴木啓太選手!「出た~!3年に1回!」とか「それぐらいリラックスして行こう」などとチームメイトから声を掛けられ思わず鈴木選手は苦笑いしていた。ナビスコカップ大宮戦を欠場しただけに、コンディションも良い。仙台戦では、DFラインを押し上げてコンパクトにして、セカンドボールをしっかり拾ってから、ワイドの展開やシャドーの落としを鈴木選手が受けて、強烈なミドルシュートが炸裂することが期待出来るシーンであった。

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