浦和フットボール通信

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ほのぼのムードのREDS FESTA2015 「今年は結果を出す」<ミシャ監督、吉田靖監督、山郷、堂園、後藤、武藤、柏木コメントあり>(2015/2/1)

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ほのぼのした雰囲気の中で、REDS Festa 2015が浦和駒場スタジアムで開催される。

今年も、ファン・サポーターに日頃の感謝の気持ちを籠めた「REDS Festa」が2月1日浦和駒場スタジアムで開催された。穏やかな晴れ渡る空の下で、スポンサーブースや飲食店ブース、後援会ブースなど様々なテントが賑やかに立ち並んでいた。

また、選手が日頃、試合の移動で使用されるバスが展示されたり、レッズレディースが試合で使用しているロッカールームが公開され、優勝トロフィーや優勝記念グッズなどの展示がされて人気を集めていた。

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午前中は、展示ブースをはじめ新加入選手のサイン会や憧れの選手と子供たちが一緒にボールを蹴れるなど、来場者は自由に楽しい一時を過ごすことが出来た。

中でも人気を集めていたのは、柏木陽介選手が主導権を握っていたDJブースであった。いろいろな選手を呼び込み、軽快なトークで他の選手をいじりまくって笑いを誘っていた。柏木選手のトークで宇賀神友弥選手が「『お前なら出来る!』と選手会長に抜擢されたが、嫌われ役で嫌なことも沢山ある」と思わず本音の話が飛び出した。

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そして、昨シーズンで引退を決意した元レッズレディースの山郷のぞみさんと堂園彩乃さんの引退セレモニーが行われた。

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山郷、堂園選手が引退の挨拶「サポーターの応援で足が震えた」

山郷さんは「昨年で現役を引退しました。引退して約1カ月。色んな方に挨拶をしましたが、レッズサポーターの前でご挨拶が出来なかったことが心残りでした。こういった場を設けて頂き有難うございます。レッズのユニホームを着て、一番最初にゴール前に立った時には、震えることは無かったが、サポーターの応援で足が震えた。何試合もサポーターに助けられました。今後は、日本の女子サッカー界に貢献出来るように頑張ります」と深々と頭を下げた。

堂園さんは「2014シーズンをもちまして、引退することを決めました。25歳で引退することに、まだやれると厳しい言葉をもらいました。レッズレディースで経験出来たことを感謝しています。今後も浦和レッズ、レディースのサポートをお願い致します」感謝の思いを口にした。

今後、山郷さんは成立学園のGKコーチとして、男女のサッカーの指導にあたるそうだ。堂園さんは、サッカーから完全に離れるが、今の仕事は続けて行くそうだ。「少し、のんびりとして旅行にいきたい」と話した。山郷さんと堂園さんは、思いで深い浦和駒場スタジアムをあとにした。

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レディースキャプテン後藤が挨拶「優勝してWe are Diamondsを歌った喜びを忘れられない」

そして、今年の「REDS Festa」も淵田代表の挨拶で午後のイベントがスタート。挨拶の中で淵田代表は「今年も誇りと責任を胸に、強くて魅力あるチーム。地域に誇れるクラブ。自立と責任があるクラブに取り組んで行く」と力強く誓った。その後、ハートフルクラブの紹介を皮切りにジュニア・ジュニアユースなどレッズファミリーの紹介が行なわれた。そして、レッズレディースの選手たちはひとりひとり紹介されると、場を盛り上げるように軽やかなステップを見せて場内から歓声があがった。

吉田靖監督は「今年も厳しいシーズンになる。昨年以上、チーム一丸となって全力で闘います。温かい声援をよろしくお願い致します」と話した。

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キャプテン後藤三知選手は「2014年シーズンは、吉田監督とスタッフと共に日々の積み重ねで5年ぶりに優勝出来ました!」とにこやかに挨拶し「ホーム最終戦で優勝が決まったあとに、レディースのユースや全員で肩を組んで「We Are Diamonds」を歌った喜びは忘れられない。今シーズンは、厳しくて難しい闘いが待っている。更に進化を続けていけるように、頑張っていきます」と話した。

トップチームの紹介では、新人研修で茂木力也選手と斉藤翔太選手が欠席。背番号順に選手が呼ばれる中で、武藤雄樹選手がレディア君とフレンディアさんとのハイタッチを忘れてしまったり、森脇良太選手がフレンディアさんに抱きつきレディア君に怒られたりと失笑を買った。

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4期目となるミシャ監督「タイトルを獲るために闘う」

そして、新加入選手が一言づつ挨拶をした後に、ミシャ監督が「私にとってこの場に立つのは4度目。昨シーズンの結果をもってここに立つのは、簡単なことではない。チームは、毎年成長をしている。3年間で、成長してタイトルを獲れなかったが、成長が見られる3年間だった。昨年は、ほんの少しでタイトルに手が届かなかったシーズンだった」と悔しそうに話し「我々は、素晴らしいチームだ。今年は、更に素晴らしいチームだ。全力で闘う。我々が、タイトルを獲るためにみなさんのご声援をお願い致します」と話した。

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レッズ6年目となる柏木「今年は結果を出す」

そして、レディースの選手たちを含めて、2チームに分かれ今年も人探しゲーム「WANTED」やかくれんぼ、サポーターが選手に宛てたメッセージを紙飛行機にして飛ばすなど「バトルDe紅白」が行なわれた。

白組みキャプテン森脇選手が例年通り盛り上げようとするものの滑りまくり、赤組みキャプテンの武藤雄樹選手から「森脇!芸をみがかず、足技みがけ」とメッセージを送ったり、滑りまくる森脇選手を助けるように田尻有美選手と乗松瑠華選手が助け船を出して持ちネタを披露すると、直ぐに武藤選手と関根貴大選手がバージョンアップして見せたりとノリの良い一面を見せた。

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初恋に似た人探しに柏木選手が翻弄したりと、どこか、ほのぼのとした「REDS Festa2015」であった。

Festaの最後はチームを代表して柏木選手が「僕自身、6年目になります。良い結果を残せない、悔しい思いがある。個人としても今年は、結果を出す。自分の成長が、チームの成長に繋がる。目の前の試合を勝って喜びたい。今年1年、宜しくお願い致します」と締めくくった。

今年の「REDS Festa」の来場者は9,655人。アットホームな雰囲気の中で行なわれていた。

今日のイチオシ!!「武藤雄樹選手」

今日のイチオシは、武藤雄樹選手!!新加入ながらも率先してどんどん参加して楽しんでいた姿勢は、好感度がアップした。「REDS Festa」後、武藤選手は「サポーターの方に、『期待している』「頑張って!」と言われた。今日のフェスタで名前は覚えてもらったと思う。次は、ピッチで頑張りたい」と話し、「優勝出来なかったからこそ、僕をはじめ新加入選手が呼ばれたんだと思う」と身を引き締めて話した。昨シーズン、手に入れることが出来なかった優勝を叶えるために、自分が担っているものをファン・サポーターと直に接して感じたようだ。

 

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