【河合貴子の大原なう番外編】直輝が古巣浦和との開幕戦に自信見せる<山田直輝、チョウ監督、阿部コメントあり>(2015/2/19)
山田直輝「複雑な心境になってもらいたい」
浦和の開幕戦の対戦相手となった山田直輝選手は「どこのチームよりも走る!90分間、隙を与えず、相手にプレーをさせない!そういったプレースタイルが、湘南の強さだと思う。今まで着てたユニホームのチームと対戦することは、人生で初めてのことだ。対戦が楽しみ。どちらが、自分たちのスタイルで貫いて表現出来るかで、勝敗は決まると思う。浦和は、ACLとゼロックスがあり公式戦を観れて、開幕戦まで余裕があり湘南は有利だ。レッズのサポーターが、BMWスタジアムから帰る時に、負けたけど直輝のプレーは良かったなぁと複雑な心境になってもらいたい」と話した。
チョウ・キジェ監督「開幕まで浦和戦のことしか考えていない」
チョウ・キジェ監督は「浦和は、間違いなく日本で1番を争うチームだ。浦和が嫌がることがどこまで出来るか?!浦和のボールポゼッションに対して、守って、守って89に1点獲られたでは話しにならない。面白くない。ポリシーを持ってやりたい。今日から17日間は、浦和戦のことしか考えていない(笑)3年前にミシャ監督からJ2で攻撃的なチームは少ないと言われ、浦和のサッカーを参考にさせてもらった経緯がある。良い意味で正々堂々とやりたい」と浦和との開幕戦に思いを馳せた。そして「直輝とか、自分が育ったチームと対戦では、やる気が空回りすることもあるから、平常心でやらせてあげたい」と親心のような監督心を覗かせた。
阿部「直輝、ツボと開幕で闘うのが楽しみ」
阿部勇樹選手は「宮崎、鹿児島とキャンプをして来て、良い準備が出来ている。みなさんに新加入選手とのコンビネーションとか聞かれるが、正直、コンビネーションとか意識していない。みんな、日本で闘っている選手だし、能力が高い。早々とフィットして来た。あとは、試合でみせて行くだけだ。自信を持って闘う」と話し、開幕の湘南戦に向けて「湘南はJ2優勝してきたチーム。シーズン通して、チームのために走る!闘う!頑張れる選手が多い。レッズもやっていかないといけない部分だと思う。直輝もツボも移籍して、開幕戦で当たるのは楽しみだ。勢いある湘南に勝って、スタートダッシュを大事にしたい」と話した。そして「今シーズンは、Jリーグの前にACLがある。良い準備もして来た。2008年以降、Jリーグのクラブが優勝していないから、そこを目指して上がっていきたい。ゼロックスは、3冠のガンバと闘いますし・・・。ガンバとは、今シーズンは何回も闘うことになる。その一発目なんでね」とACLとゼロックススーパーカップに向けての意気込みを話した。