浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう番外編】ゼロックスはターンオーバーか?前日練習レポート(2015/2/27)

FUJI XEROX SUPER CUP2015前日練習

今シーズン、初の公式戦となったACLグループリーグ水原戦で逆転負けを喫した浦和は、韓国遠征から昨日(2月26日)帰国。そして、FUJI XEROX SUPER CUPのG大阪戦を28日に控え、日産スタジアムで試合前日練習を行なった。

中2日の試合のため、怪我やコンディションを考慮して永田充選手(ハムストリング肉離れ)、岡本拓也選手(肩脱臼)、興梠慎三選手、宇賀神友弥選手、石原直樹選手たちは帯同メンバーから外れていた。

午後15時からアップが行なわれ、恒例のミニゲームでは人数の関係から9対9と変則的な形で行なわれていた。そのため、横幅をペナルティーエリアラインに合わせて、通常よりも小さいコートであった。

ビブなし組はGK西川、DF槙野、加賀、MF関根、柏木、平川、高木、梅崎、FW李。ビブ組は、GK大谷・岩舘、DF茂木、青木、森脇、斉藤、MF鈴木、小島、武藤、FWズラタン。那須大亮選手と阿部勇樹選手は、アップのみの参加で、別メニューでコンディション調整を行なっていた。

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ビブなし組は2DFのため、攻守の切り替えにおいて、ワイドの選手の縦の運動量が求められていた。また、ワンボランチの柏木陽介選手が攻撃の起点となる縦パスを入れたり、大きなサイドチェンジで揺さぶりを掛けていた。梅崎司選手が、下がってインターセプトした後にドリブルで中に仕掛け、すぐにビブ組の鈴木選手が間合いを詰めてボールを奪ったシーンでは、ミシャ監督は顔をしかめて「ウメ~」と檄を飛ばし、視野を広くパスの選択を求めていた。

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ビブなし組の前線3人のバランスは非常に良く、柏木選手から退いてパスを受けた梅崎選手が逆サイドの高木選手へパスが出た瞬間に、李選手が斜めに走り込んでゴールが決まった。

連戦で厳しい移動の日程であるが、ターンオーバーしながら勝利を目指す姿勢が見えた。選手たちは、1時間ほどで試合前日練習を終えた。

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