浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】興梠「浦和のプライドを持って闘わないといけない」<槙野、那須、関根、ペトロヴィッチ監督コメントあり>(2015/3/6)

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今日のイチオシ!!「興梠慎三選手」

やっぱり、興梠慎三選手だ!軽めのランニング練習では、ブリスベン戦後のリバウンドの状況は分からないが、練習後の興梠選手のコメントが全てを物語っていた。興梠慎三選手は「チームがこういう雰囲気(厳しい状況)だが、慌てる必要はない。湘南はフレッシュで走って来る。でも、個の能力は、浦和の方が上回っている。あとは、どれだけ走り勝つかだ!みんな、連戦で疲れている。フレッシュなのは、自分だ。スカウティングで湘南にはスペースがあったし、同じフォーメーションでボールを回して来る。3~4本はビックチャンスがあると思う。泥臭いゴールで良い。ゴールにこだわりながらやって行く。浦和のプライドを持って闘わないといけない」と浦和のプライドを掲げて勝利を目指す。

槙野「結果を示すだけ」

槙野智章選手は「公式戦3連敗をしているが、その結果を受けて気持ちが高ぶっている。僕らは、結果を示すだけだ。相手より多く走り、球際に勝つ!力を信じて、走り切り、闘い抜く!明日の敵は、自分たちだ。湘南には、浦和に縁のある選手もいるし、J2から上がって来た良いチームだが、湘南よりも良いサッカーをして勝利する」と意気込んだ。

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那須「厳しい状況をどう力に変えるか」

ブリスベン戦でレッドカード退場処分を受けた那須大亮選手は「チームも公式戦3連敗。個人的にも退場し後の試合。こういう時こそチームとしても、個人としても成長出来る。もちろん、連敗や退場など起きない方が良いに決まっているが・・・。こういう厳しい状況下をどう力に変えるかだと思う。3連敗も押し込まれて崩された訳ではない。湘南は、J2であれだけ負けてないチームだ。走って、球際を闘い、根本的なところをひとつひとつやれば、勝利に結びつく。攻撃のスイッチの入れ所のメリハリをつけたい」とサッカーの基本に戻って闘う構えを見せた。

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関根「結果にこだわりたい」

ブリスベン戦ではベンチ外だった関根貴大選手は「崩しても、結果ゴールに結びつかないとダメだ。クロスの質にこだわりたい。そして、どんな形でも泥臭くゴールを狙い、結果を残したい。湘南は、走って前からガンガン来るから、そこを上手く交わしてリスクを負うが良い形が出来ると思う。最後の精度を上げれば、ゴールに繋がる。試合に出場するチャンスがあれば、積極的にやりたい。湘南は同じフォーメーションで1対1に嵌めて来る。マッチアップした相手には負けない」とサイドから仕掛けて精度の高いクロスでゴールチャンスを作り出す。そして、元チームメイトの山田直輝選手について「直輝君は、ボールを持てて、技術も高い。相手にしたら嫌な選手だ。気合が入っているだろうし、対戦は楽しみだけど、今はただ結果にこだわりたい」と話した。

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ペトロヴィッチ監督「確固たるスタイルを相手にぶつけて勝利する」

ペトロヴィッチ監督は「10日間で4試合。見ている人も忙しい状況だが、やっている側も更に厳しい状況下でプレーする。リーグ戦は、これまで闘って来た大会とは違う。湘南は、J2から上がって来た強いチームだ。強いモチベーションで絶対に勝つ思いで来るだろう。相手は、失うものは無い。連戦の4試合目で闘うのは、簡単な相手ではない。さらに、3連敗は難しい状況にしている。落ち着いて、充分に分析して闘う」と話した。そして「湘南は、素早くボールを奪ってゴールに迫って来るだろう。相手のGKにボールを渡して、相手が仕掛ける展開にして相手の攻撃を待ち構えるのも手だ。どのチームもブロックを退いた守備を崩すのは簡単ではない。相手にボールを渡して攻めさせる展開は、優位にゲームを進められるが、私のスタイルでは無い。我々が、ボールを持って蹴り出せば、相手のコンセプトと違ってくるだろう。だが、我々は、確固たるスタイルを相手にぶつけて勝利する」と真っ向勝負する構えを見せた。

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