いよいよJリーグ開幕！アウェイ湘南で今シーズン初勝利を目指す。

時折り薄日が差し込み気温10℃と温かな３月６日。暦の上では啓蟄だが、浦和は目覚めることが出来るのだろうか？！公式戦３連敗を喫した浦和は、初勝利を目指してJリーグ開幕戦となる湘南戦に向けて練習を行なった。

試合前日練習はACL・ブリスベン戦から中２日、厳しいスケジュールを考慮して試合に出場したメンバーはランニング中心の軽めのメニューであった。李忠成選手はコンディションの問題、ズラタン選手は足に張りがあり室内で調整。柏木陽介選手はアップが始まる前にミシャ監督と話し室内調整へと切り替えた。

「気持ちはやりたいけど、どうなるか分からない。明日を楽しみにしていて下さい」と柏木選手は話した。怪我で離脱している永田充選手と岡本拓也選手は別メニューでリハビリを行なっていた。岡本選手は、腕を振ってスピードを上げるランニングを見せ、かなり状態が戻って来たように思えた。

他のメンバーは４人１組となり、Aグループ小島・平川・青木・梅崎、Bグループ石原・加賀・橋本・武藤、Cグループ斉藤・茂木・高木・関根の３グループに分かれ、中間スペースを取りながら、良い距離間でボールを動かしながらパス回しやお互いを交わしていくドリブル、細かいパス回し、ロングボールなど基本の練習を行なった。その後、各自でシュート練習やサイドチェンジをイメージしたロングボールなどで調整をして練習を終えた。

ハードスケジュールに３連敗中と苦しい状況であるが、アウェイの湘南戦で何としてでも初勝利を上げて、嫌なムードを払拭したい。奇しくも今日は、春の温かさを感じて、冬ごもりしていた虫たちが外に顔を出し始めた啓蟄だ。目覚めよ！浦和の男たち！明日の湘南戦は走り、球際厳しく、闘う集団となって勝利をもぎ取る。