【河合貴子の大原なう】好調梅崎!「決めるべき所で決める!」<梅崎、那須、槙野、関根、武藤コメントあり>(2015/4/24)
今日のイチオシ!!「梅崎司選手」
ビブ組の前線3人のバランスは、本当に良かった。特に、オフザボールの動きが良かった梅崎司選手だ。梅崎選手が「前線3人のバランス、オートマチックの連動するパスや動きには手応えがある」と自信たっぷりに笑うぐらい良かった。
「良い感覚でやれているし、良い感じでコンビネーションが生まれている。あとは、ゴールやラストパスの精度だ。今日のミニゲームで4~5回、決めるチャンスはあった。自分が、自分が、とエゴになり過ぎないことと、決めるべき所で決める!コンビネーションの中にアクセントとしてドリブルの仕掛けも入れたい」と話した。名古屋戦で、エリアの中で仕掛け、パスを出し、相手DFを翻弄してゴールを決める梅崎選手に期待だ!
那須「熱くハードワークする」
那須大亮選手は「ACL敗退の事実は残念だが、自分たちは前に進まないといけない。全てが終わった訳ではない」と本当に申し訳なさそうに話した。だが、話が名古屋戦のこととなると「名古屋は、前線に勢いがあるFWがいて、カウンターも早い。試合の立ち上がりが大事だ。ホームだし、持っている力を出せば勝利出来る。ゲームを読む力が大事だし、冷静に、そして熱く、ハードワークする。闘莉王とは、熱さの種類が違うんでね」とニヤリと笑い、ハートは熱く頭はクールに闘う構えを見せた。
槙野「浦和がまだ死んでいない所をみせる」
3階級制覇の偉業を成し遂げた井岡一翔さんと仲の良い槙野智章選手は「井岡さんから沢山の刺激を受けた。次は、マキの番だと言われた。ACLは敗退したが、浦和がまだ死んでない所をピッチで見せる。名古屋はセットプレーで高さがある。相手に危険なファールを与えない。優位に試合を進めて行く」と意気込んだ。
関根「20歳になったけど、まだ大人になりきれていない」
4月19日に20歳の誕生日を迎えた関根貴大選手は「20歳になって、初めのゲーム。アシストでもゴールでも良いから、結果を残したい」と積極的に仕掛けてゴールに絡むプレーを心掛ける。「20歳になったけど、自分はまだ大人になり切れていない」と照れ笑いしながらも「名古屋は、カウンターが早く、浦和と同じフォーメーションでやっている。攻守において、マッチアップする選手には負けないし、5DFだけど動き出しやドリブルだけでなく、パスで先手を取っていきたい。ワイドでは、走り負けない。縦と中のバランスも意識してやって行きたい」とプロ選手としてしっかりとした大人の対応をしていた。
武藤「左サイドのバランスも良い」
前節の横浜FM戦で移籍初ゴールを決めた武藤雄樹選手は「名古屋は、個人が強く、前線にはスピードと高さがあり、組織で守ってくる。ワイドのポジションには、最近は永井がやっていて変えてきている。その分、隙はある。ACL敗退は、本当にサポーターに申し訳ない。自分たちの力を出し切らずに終わった。リーグ戦に勝って、来年のACLでリベンジをする。前線の3人の距離間も良くだけでなく、左サイドのマキ(槙野智章)、ウガ(宇賀神友弥)との3人のバランスも良い」と話し、2試合連続ゴールを狙う。
選手たちは、心も身体も名古屋戦に向けて良い準備が出来ているようだ。