浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】明日ガンバ戦!関根は欠場か。興梠も「まだ分からん」(2015/5/1)

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決戦は明日!リラックスムードの試合前日練習

好天気に恵まれ、風薫る5月1日。浦和はG大阪戦に向けて午後3時から練習を行なった。GKの西川周作選手と大谷幸輝選手、福島春樹選手は、土田尚史GKコーチのもとでシュートストップやCKを含めたクロスボールの対応を念入りに行なっていた。フィールドプレーヤーは、中2日で連戦5試合目となるため、疲労を考慮したメニューとなった。ストレッチを入れながらのランニングを終えると3グループに分かれて、通称鳥かごのボール回しを20分ほど行なった。そして、3人一組で動きをいれたパスや、ロングフィードなどを中心とした軽めのメニューで約1時間練習を終えた。練習中から選手たちに笑みが零れ、大一番のG大阪戦を前にリラックスムードが漂っていた。

関根は左太もも打撲で欠場濃厚

前節の甲府戦で左太腿を打撲した関根貴大選手は、別メニューで調整をしていたが欠場濃厚のようだ。また、G大阪戦で復活を目標にしていた興梠慎三選手も全体合流しているものの「まだ、分からん」と出場は微妙な状態だ。

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ミシャ監督は「関根は、良い状態とは言えない。半日ごとに良くはなっているが、今日の夜、明日の朝と昼の回復具合を見極めて判断する。興梠は、日々良くなっている。過去の経験上、慎重な判断をしないといけない。怪我から復帰して、試合に出て、また怪我する。明日までにしっかりと判断する」と話した。また、斉藤翔太選手は昨日から体調不良で別メニューであった。

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全体練習が終わると、選手たちは各自で居残り練習をしていた。シュート練習を行なっていたのは、武藤雄樹選手、ズラタン選手、槙野智章選手、高木俊幸選手、李忠成選手、宇賀神友弥選手、興梠慎三選手であった。そして、高木選手とスタッフを壁にしてFKの練習まで槙野選手と興梠選手とズラタン選手は行なった。ちなみに、見事にFKを決めたのは、興梠選手とズラタン選手であった。

サイドチェンジを思わせるようなロングパス練習をしていたのは、青木拓矢選手と加賀健一選手、小島秀人選手、茂木力也選手、岡本拓也選手であった。

阿部勇樹選手は坂を利用した奪取を繰り返した後に、スパイクを脱いでゆっくりとランニングをおこなっていた。森脇良太選手と那須大亮選手は2人並んでランニング、鈴木啓太選手、平川忠亮選手、柏木陽介選手はマイペースでランニングをしていた。

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連戦の中で、各自が自分のコンディションやテーマを持って居残り練習に取り組んでいる姿は頼もしく感じられた。

ミシャ監督「攻守の切り替えが大事な試合だ」

ミシャ監督は、G大阪戦について「素晴らしいチーム同士の対戦だ。G大阪は、6連勝と彼らの強さと安定感を示している。連戦の中で、気温も高く、選手にとってはきついが、運動量と規律、攻守の切り替えが大事な試合だ。どちらが、走れて規律を持って最後まで闘えるかだ。緊迫した激しい試合になる」険しい表情で話した。

リーグ戦6勝2分けの首位浦和は、勝ち点1差で追う2位のG大阪を5月2日、ホーム埼スタで迎え撃つ!首位攻防戦がGW(ゴールデンウィーク)と重なりチケットの売れ行きも5万5千枚と好調だ。当日券は、1200枚を販売予定となっている。浦和は、埼スタのリーグ戦に限り、2007年からG大阪戦は3分け4敗と分が悪いが、昨年の優勝を逃した宿敵G大阪に、ホーム8年ぶりの勝利を飾り首位固めを図りたいところだ。

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