浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】ズラタン、興梠の併用を試す。「監督は同時に使いたいと思っているだろう」<興梠、梅崎、武藤、西川コメントあり>(2015/7/5)

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興梠「監督はズラタンと同時に使いたいと思っているだろう」

2ゴール決めた興梠慎三選手は「疲れた~」と芝生に座り込んだ。「怪我をしないように、簡単にやるのがテーマだった。大学生相手は、いつもこうなる。負けなくて良かった」と安堵の表情を浮かべていた。そして「前半は、前線のコンビネーションが良く、良い崩しが出来たと思う。相手は早いプレスを掛けて来たけど、振り抜けたし問題なかった。ズラがワントップで自分がシャドーだと生きないのは、分かっていたが、何処でも良いように練習することは大事だった。ズラと自分が同時に試合に出る機会がないからフィットしなかったけど、上手く行けば監督は使いたいと思う。シャドーの時に、もう少しボールに絡まないといけない。サイドで開いてプレーするよりも、中で崩したい。やりたいプレーが出来なかった。変な所で取られないことを心掛けたけど、湿度できつかった。シャドーは、縦に長い距離を走らないといけないし、ハードワークがまだまだ足りない。自分のポジショニングの問題」とシャドーのオプションでの課題を話していた。
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梅崎「やりたいサッカーができた」

梅崎司選手は「ここ2日間、厳しい練習で疲労が溜まった中での試合だったが、やりたいサッカーが出来た。攻撃の形が出来ていた。3-2で勝てたゴールが決められたのは、良かったが、守備の持久力の欠如があった。フィジカルを追い込めたので、良い状態に持っていく作業が必要。アップ後に湿度がきついとみんなで話していたが、これから夏場を闘うことを想定して、良いシミュレーションだった。テンポ良く、近い距離で出来た。テンポを変えるボールを大事にする。やり方を継続していき、精度を上げて行くこと、危険なプレーを選択出来るようにしていく」とテンポの良い攻撃がマンネリ化にならないようにリズムの変化も考えていた。

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武藤「逆サイドを見ることでプレーの幅が広がる」

前半で交代した武藤雄樹選手のコンディションの状態も気になるところだ。武藤選手は「身体がきついっていうか、足に違和感があり痛みを抱えていた。試合に切れが無く、しっかりと練習をしないといけないと思った。今までサイドの揺さぶり、ボールを受けるフリックやボールを受けることがあったが、逆サイドが見えていなかった。普段、サイドチェンジのキックをしないし、前、前へと行ってしまう。逆サイドを見ることでプレーの幅が広がる。今日は、逆サイドを意識し過ぎて「要らんかった。簡単に繋げ!」と陽介さんに言われた。判断の部分をしっかりしないといけない」と話していた。先制点となる起点は、武藤選手から逆サイドの森脇選手へ展開であった。逆サイドにチャレンジしながら、更にプレーの幅を広げて行く。

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西川「無失点を多くしていくセカンドだと思っている」

西川周作選手は「試合を組んでもらって、これからだという気持ちだ。また、始まると言う思いがある」と身を引き締めるように話した。コンディションが落ちて足が止まった時「全部、前から守備が行ける訳ではない。行く、行かない(プレスに)をはっきりさせる。蒸し暑い中で、夏場を想定していた。守りで回す意識やリベロの意識でやれた。味方がきつい時こそ、動いてもらう姿勢を見せたらワンプレーで変わると思う。無失点試合を多くしていく2ndだと思っている」と話した。

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