浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】公式戦のゴールに飢えている高木。意識高く練習試合をこなす<高木、李、那須、福島コメントあり> (2015/8/6)

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高木「ゴールが見えているシーンでシュートが少なかった」

ズラタン選手の怪我で、アップの途中に急に呼ばれた高木俊幸選手は「本当は、2本目の最初から出るかもしれないと言われていて、ズラタン選手の状態次第だったので、アップは出来ていたんです。急遽だったけど、そんなに問題無く出来ました。長い時間、集中力を切らさず、大学生が相手なのでチャンスも多くなり、ボールを持てるシーンでも質を落とさないようにと思った」と話した。

そして、自分のプレーに納得が出来ず「ゴールが見えているシーンでシュートが少なかった。シュートもパスもある状況だったので、最終判断を間違えないようにやらないといけない」と厳しい口調で高木選手は話した。ゴールシーンについても「あれは、決めるべきシーンだし、カウンターが綺麗に決まっただけだ。相手のボールの獲られ方が悪かっただけだ。リーグ戦でも決めたいし、決め切らないといけないゴールだった」と決めるべきして決まったゴールに納得していないようだ。どれだけ公式戦のゴールに飢えているかが分かる。待望の移籍初ゴールが待ち遠しい。

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李「自分らしい得点が取れた」

橋本選手のクロスをファーとニアで合わせて2ゴール、零れ球を拾ってズラタン選手のゴールをアシストした李忠成選手。李選手は「点を獲りたかったし、点に絡めた。ゴールは、どちらもクロスだ。自分が飛び込めば、チャンスになるし、あぁいう得点が自分らしい」と嬉しそうに笑った。そして「国士舘の大学生が、ガツガツとプレスに来ていたが90分プレー出来て良かった。1年間通して、今が一番暑い。昨年よりも日本の暑さに順応している」とコンディションが良いようだ。だが、「練習と実戦は違うからね」と険しい表情を浮かべ「トップだとDFの裏を抜けてゴールに直結する動きを目指し、シャドーはパスやドリブルの仕掛けの違いがある。FWは動き出しが大事。慎三は足元が上手いから、ゴールに向かう姿勢が良い」と話した。

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那須「どんどん修正して、チーム全体の意識を高めたい」

練習試合開始早々に接触で鼻を打撲した那須大亮選手は「鼻?!大丈夫だよ。折れているが、くっ付いてない。ちょっと腫れているだけ~」と気にすることも無く、強靭であった。そして「リーグ再開、1週間前。夏場の闘いはハードを求めていかないといけない。大学生を相手にチャレンジをすることを意識した。ボランチの阿部とアオとのトライアングルを特に意識した。ミスをした時の全体の切り替えの早さを高めないといけない。今週は、真ん中で攻撃を作りながら練習をしたので、チャレンジしたミスはOKだ。最近の失点シーンもそうだが、コンパクトの攻守は大事で、間延びをするとカウンターを食らいやすい。うちは、ベタ退きのチームで無いので、ラインの押し上げとか細かいところに拘ってやっていく。どんどん修正して、チーム全体の意識を高めたい」とチームの意識改革を後方から図る。

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福島「以前より余裕をもって出来た」

夏休みを利用して浦和の練習参加が多くなった福島春樹選手は「2月のキャンプ以来の練習試合でした。その頃よりも余裕を持って出来た。浦和は、繋ぐサッカーなので、前目にポジションを取ってみました。後ろから、良いビルドアップで決定機が増える。ユースの子たちが入って、啓太さんや充さんたちベテランが存在感だして助けられた。相手のFWが高校時代に静学で一緒にやっていた仲間で、対決して楽しかった」と練習試合を振り返った。そして、少し残念そうに「1週間後ぐらいに、夏の総理大臣杯があるので、10日間いないんですよ」と話しながらも浦和での経験を総理大臣杯で活かして行くようだ。

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