西川「とにかく無失点」

西川周作選手は「とにかく無失点を目指す！２試合勝って、ホームだし良いイメージで仙台戦に臨める」と気合を入れ、「４バックと対戦するので、相手のDFの背後が空かなくても、必ずチャンスを作り決め切る。前回の対戦で４失点しているので同じことを繰り返さない。しっかりとリスクマネジメントしていく」と話した。そして、ミニゲームの時にミシャ監督から指摘された後ろからの攻撃の組み立てについて「常にリベロ役です。攻撃は、GKもフィールドプレーヤーなので３人の連携を作ってボールを回せれば、マキもモリも生きて来る」と話した。また、CKからの攻守の切り替えも「僕が取ったら切り替え早くして、武藤も下りて来てくれるし、近くの人に簡単に渡すのも出来る。使い分けですね。一番良いチョイスをします」と高い意識で攻撃の起点となる構えを見せた。

森脇「攻守の切り替えが大事になる」

森脇良太選手は「仙台は４バックでボールを繋ぐと言うよりも、シンプルにボールを蹴り込んで、２次攻撃が得意だ。セカンドをしっかりと拾う。相手のセットプレーは、守備をしていてもそれが攻撃のチャンスになり得る。湘南戦でも、周ちゃん（西川）が取って、僕に渡してカウンターチャンスがあった。相手をマークしつつ、素早い攻撃を狙う。どっちが、攻守の切り替えが早いかだ」とセットプレーの守備からカウンターを狙う。

那須「やるべきことをやる」

那須大亮選手は「仙台は、カウンターとセットプレーが強いイメージがある。まずは、ファーストディフェンスで負けず、セカンドボールを必ず拾う。相手がロングボールを入れて来ても、釣られてDFラインを下げないことだ。相手のセットプレーは、集中力で自分たちが規律をもって守り切る！今、良い形で勝って来ているから、しっかりとやるべきことをやる」と気合を入れた。

槙野「相手との駆け引きが大事」

槙野智章選手は「１ｓｔステージの仙台戦は４－４だった。４失点は、どれも防がないといけない失点だった」と前回の仙台戦を振り返った。そして「仙台の良いところは、ロングボール、クロス、セットプレーだ。前からのプレスを掛けないといけない。それと、１ｓｔも昨年も仙台のセットプレーで失点している。相手は、６枚入ってくるが、浦和は攻撃に人数を掛けカウンターチャンスを生かす。相手との駆け引きが大事だ」と話した。

武藤「古巣との対戦に、気持ちは高まる」

ホーム埼スタに古巣の仙台を迎える武藤雄樹選手は「前からプレッシャーを掛けていく。前回の仙台戦の反省だ。シャドーがプレスを掛けてコンパクトにする。１ｓｔステージでの修正を２ｎｄステージでみせたい。仙台は、DFが堅いから焦れずにボールが出て来るまで動き続ける。仙台相手にゴールを決めたい。気持ちは高まる。仙台戦でゴールを決めて、２桁ゴールにしたいが、チームの勝利が一番だ」と攻守に渡り豊富な運動量でチームを勝利に導く。

橋本「準備は出来ている」

いつでも行ける準備をしっかりしている橋本和選手は「左のワイドは、フリーになれる場合も多いが、逆にカウンターも受けやすい。どっちが主導権を握るかだと思う。相手のファーメーションを考えるとズレが生まれる。逆を返せば、どちらが優位にズレを使えるかどと思う。「先発」と言われても準備出来ているし、「途中」から出てもしっかりと合わせていける。チームの規律を守りながらやりたい。仙台は、クロスもそうだし、守備でも身体を投げ出して泥臭いプレーをして来る」と仙台との対戦イメージは出来ている。