浦和フットボール通信

MENU

【河合貴子の大原なう】高木、初ゴールに「自分にとっては重みのある1点」 そして古巣対戦に意気込む<高木、永田、西川コメントあり>(2015/9/17)

TAK_1700

高木「自分にとっては重みのある1点」

前節の柏戦で移籍初ゴールをきっかけに波に乗りたい高木俊幸選手は「たかが1点ですが、自分にとっては重みのある1点だ」とゴールを振り返り話し、「重い重圧のプレシャーが、軽くなった気がする」と呪縛から解き放たれたように喜びを噛みしめた。そして、すぐに厳しい表情を浮かべ「次の得点が大事!それをいつ獲るかが大事だ。リーグ戦残り数が少なくなってきている。もっと得点を獲りたい。自分の人生に於いて、得点は大事だと改めて気付かされた。次節は、古巣なので多少、余計な力が入ってしまうが、執着し過ぎずに臨めるかだ。

まだまだ、やっと1点獲れたが、満足していない。チームを勝たせるためにやっていく」と話した。古巣の清水に対しては「ボールを繋ぐイメージで、細かく繋ぐ部分では、上手い。清水の状況を考えると複雑ですが、今、僕が考えることは浦和の勝利だけ考えて試合に臨みたい」と意気込んだ。元チームメイトの大前元紀選手について「元紀くんとの対戦は楽しみ」と目を輝かせ「総合的に優れている。特に、得点を獲る感覚が凄い。ポジショニングとDFの隙を突くのは、一緒にやっていたことから上手いと思った」と話した。そして「日本平でやりたい気持ちがある」と4年間慣れ親しんだ日本平で対決したかった本音を覗かせた。それでも笑いながら「昨年、エコパで浦和にボコボコにされたイメージしかないなぁ」と昨シーズン、エコパスタジアムでの清水対浦和戦を懐かしそうに思い出していた。

TAK_1702

永田「チームで闘わないと優勝は、勝ち獲れない」

右のストッパーを務めた永田充選手は「上がらなくて良いと言われたので、センターバックの感覚でやった。右で持てるので、蹴りやすさはある。右でも左のストッパーでも問題ない」と今日の練習で手応えを感じていた。「清水は、前の2人が結構パワーがある。個人で打開出来るので、そこを押さえないと後ろから他の選手が上がってくるので、前を向かせないようにしたい。清水は、落とせない試合だが、うちも優勝争いをしていて落とせない。逆に、清水の落とせないところを逆手にとって、やれれば良い。全体の試合の流れを読み、裏を取るイメージのパスを出して行きたい。関根は早いので、上手く裏を取るボールを出せれば良い。まずは、DFからしっかりと入りたい。右のストッパーは、いつもと景色が違うので難しさはある。でもチャンスを与えられたらやる」と清水戦のイメージを膨らませた。そして「チームで闘わないと優勝は、勝ち獲れない!」と意気込んだ。

TAK_1767

西川「相手は死に物狂いで来る」

西川周作選手は「相手は順位が下で、死に物狂いで来る。でも、自分たちは取りこぼししないように、試合の中での状況を想定して入る。1stの清水のイメージで試合に入ると痛い目に遭う。チョン・テセさんとは、ACLでも対戦している。テセさんの強さは、相変わらず。フィジカルでは負けてはいない。決められたイメージもない」とニヤリと笑った。「縦に打ち込める状況があっても、慌てて打ち込まずに回したり、相手が前からプレスを掛けてきたら浦和らしいパスで崩し、退いてきたら相手はカウンター狙いなので我慢強くやりたい」と話した。そして、今日のミニゲームでビブ組のゴールが決まらずに、失点を重ねたことに関して「出してと受け手のイメージがずれていた。練習の中で合わせていけば問題ではない。守備も反復すれば良い。この状況で反省点が出て、イメージ出来る練習になった」と上手くいかない中でも、問題点を認識出来たことが良かったようだ。

ページ先頭へ