浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】平川「怪我無く90分間、走れたことは良かった」<平川、橋本、岡本コメントあり>(2015/10/4)

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平川「怪我無く90分間、走れたことは良かった」

平川忠亮選手は「一番は、90分通して闘えるコンディションと自分の役割に徹することを意識した。怪我無く90分間、走れたことは良かった」と笑みを見せたが、急に険しい表情を浮かべて「いくらユースの選手がメンバーに入ったからと言っても、負けてはいけない試合だった。勝ちに拘りながら遣っていたし、アピールのチャンスだったのに、残念だ。大学生は、走れるし戦術も規律もしっかりしていて、良いトレーニングマッチが出来た。ただ、ユースの選手のミスを恐れても仕方ないし、ミスしても切り替えてやり直すことを考えてプレーした。若手も学んで経験を積んで行けば良い。自分の中では、裏へのボールを出せるタイミングで走らないといけない。裏かサイドを使うか確認出来た。良い90分だった」とベテランらしく話していた。

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橋本「オフサイドになっても失点はしない。どんどん裏を狙うことが大事だった」

橋本和選手は「僕らでもパス回しはスムーズに行かないのに、ユースが入って連動性の特徴が厳しくなった。その分、個々がしっかりと走って要所々でチャンスを作り得点が決められれば良かったと思う。自分なりに取り組んでいたのは、コンディションの維持とクロスで終わることだった」と話した。大きなサイドチェンジの展開で3回オフサイドになってしまい加賀健一選手から「和!!気をつけろ」「タイミング見ろ!」とその度に声が掛かっていたが「僕は、レイソルの時から10回オフサイドになっても1本裏に抜けられれば良いと思っていた。オフサイドになっても失点はしない。どんどん裏を狙うことが大事だった。暑くて動きのリズムが出ない中で、思い切って走っている方がチャンスになる」とニヤリと笑った。だが、「流経が退いて、なお且つコンパクトにしてサイドスペースが無かった」と振り返った。そしてCKからの失点シーンを悔しそうに「僕のマークだった。相手と重なって、2枚来ていて先に飛ばれてヘディングされた。集中力の問題だ。2失点目は、カウンターからで、ギリギリ拓也も我慢していたのに、ボールの獲られ方が悪かった」と自分を叱咤していた。

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岡本「反省して今後に生かしていきたい」

岡本拓也選手は「結果が物語っている。ユースの選手がいたが、言い訳は出来ない。ひとりひとりのプレーの質を高めていくことだ。2失点目は、簡単にやられてしまった。攻撃の組み立てが、難しかった。反省して、今後に生かしていきたい」と話した。

練習試合は、勝敗が全てでは無い。選手たちは、大学生相手に敗戦したことを真摯に受け止めていた。リーグ戦残り4試合、スタメンから外れた選手たちが担う役割は大きい。今日の練習試合で個々が取り組んだことを公式戦で生かしていきたい。

チームは、火曜日もオフとなり選手たちは久しぶりに2連休となる。鳥栖戦の引き分けや流通経済大学戦の敗戦を受けて、心身共にリフレッシュして残り4試合に挑む。なお、10月10日、大原でアスルクラロ沼津との練習試合が11時キックオフで行なわれる予定である。アスルクラロ沼津はJリーグ入りを目指しており、ゴンさんこと中山雅史選手が現役復帰を果たし、JFLリーグ現在は年間5位のチームである。

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