遠藤「基本は自分の良さを出していく」

ACLシドニーFC戦では、後半30分から途中出場した遠藤航選手は「昨日のトレーニングでゲームに向かう準備は出来た。柏はカウンターが早いから、攻めている時のリスクマネジメントが大事だ。柏には、練習試合で逆転負けしている。終盤のゲームの締め方をみんなで話した。後ろは０で抑えることを第一に考えていきたい。浦和のサッカーを理解した上でやれば難しくないし、基本は自分の良さを出していく」と話した。

西川「開幕で良いスタートを切りたい」

西川周作選手は「J開幕で、ACLに続いて良いスタートを切りたい。いつもアウェーの柏戦は乱打戦が多い。しっかりと後ろから出て行くことで勝つチャンスがある。１試合、公式戦を闘っているのは、アドバンテージがあると思う。キャンプで柏とは練習試合をしたが、前線からプレスを掛けてきたり、組織を作って行けない時は守ってくる印象がある。開始から駆け引きをしてくる。近くにならず、遠くを見ながらボールコントロールをしていきたい」と後方から攻撃の起点を作る構えを見せた。

槙野「守備を注目して欲しい」

槇野智章選手は「ACLは、ACL。リーグも両方共に良い結果を出さないといけない。今シーズンのテーマは守備だ。受け身になるのではなく、いつも通りを意識して０で押さえる。上手くいかない時も、しっかりと良いバランスを取っていきたい。柏は、メンバーも監督も代わりどう来るかは分からない。90分の中で押し込まれる時間帯に、僕の声掛けで変わってくると思う。動かすコーチングやチーム全体を鼓舞するコーチングをしていく。柏のスタジアムは独特だが、そこに負けない。守備的なサッカーをしようと思っていないが、昨年以上に守備を注目して欲しい。闘えて強いものをプレーで見せて、今年の浦和は違うと言ってもらえるように局面で出していきたい」柏の攻撃を封じて、浦和の守備力を見せていく。

宇賀神「一番負けたくないタイプの相手」

槇野選手と同じように守備の意識が高かったのは、宇賀神友弥選手であった。「守備で嵌めに行くこととプラス１枚剥がされたあとのプレスバックをセットでやっていかないといけない。昨シーズン、最後に勝ちきれなかった課題だ。僕とか喋る選手がチームをオーガナイズしていく」と話した。そして「サイドの駆け引きで、目の前の相手に負けたくない。自分が相手にやられたら嫌なことを意識してやる。退いてくる相手に対して崩すのは難しい。我慢の時間が長くなる。柏は、チームとして守ってカウンターがはっきりしている。一番負けたくないタイプの相手だ！！我慢比べで、行くところは行く。メリハリを使い分けながら遣る」と退いて守備的な闘いをしてくると予想し、闘志を剥き出しに話した。