【河合貴子の大原なう】攻守にキレをみせた梅崎「一つ一つの精度を上げたい」<梅崎、ズラタン、駒井コメントあり>(2016/3/9)
梅崎「一つ一つの精度を上げていく」
ミニゲームの3本とも攻守の動きが良く身体が切れていて、判断力も素晴らしかった梅崎司選手は「前からの課題でもあったが、一つ一つの精度を上げていく」と話し「中の縦パスが見ていて少なかった。そこでポイントを作らないといけない。サイドから数的な優位を作って崩すのもポイントだし、中で起点を作ってサイド、また中もある。福岡は、ガッツリ退いて10人で守ってくるイメージがある。僕らはやるしかない。サイドでドリブルも必要だと思うが、仕掛けるだけでなく、相手DFを引きつけることが必要だと思う」と退いてゴール前を固めた相手を崩すイメージを持って練習に取り組んでいた。
ズラタン「距離を近くすることでプレーの良さが生まれる」
「天気が変わりやすく、体調に気を付けないといけない。昨日は、夏のようだったのに、今日は冬になった」と本当に寒そうにしていたのは、ズラタン選手であった。そして「前線の3人の距離感、連携を修正した。距離を近くすることでプレーの良さが生まれる。ジュビロ戦では、決定的なシーンで距離感と連携でクリエイティブなゴールが生まれた」と磐田戦78分の柏木陽介選手の同点ゴールのシーンを振り返り、距離感と連携の重要性を話した。
ズラタン選手は「僕は、ストライカーであり、トップにいないといけない。シャドーは、違う役割をもっていて、守備的に退かないといけない。僕が、孤立しているように見えるかも知れないが、それは攻撃のためだ。相手のポジションで良いプレーをするのは難しいが、練習をしていく」と話し、福岡の高さがあるDFラインについて「我々のサッカーが出来れば良い。既に、今年になって背の高いDFと試合をしている。重要なことは、自分たちがどういうサッカーをするかだ!」と意気込んだ。
駒井「どこでも勝負したい」
不慣れなシャドーのポジションでプレーした駒井善成選手は「中で作るのには、シャドーで入って間延びしたら前線が厳しい。きつい状況だった。距離感が本当に大事だ。ついついやりながら、中を締められてしまうとサイドに流れてしまった。サイドに開いて、相手DF引きつけたところで上手く剥がして中に入れれば良かった。シャドーは、色々とこなしていかないと難しい。難しさを感じる。タイミング良く、落ちたら良い。頭を使いながら良くなっていけると思う」と話した。また、慣れないシャドーと得意なワイドの両ポジションの話になると「面白さは両方ある。ワイドで試合に出て勝負してみたい!でも、どこでもやります!!」と目を輝かせていた。