浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】武藤「福岡戦は堅い守備で厳しい試合になる」 <武藤、宇賀神、興梠、槙野、西川コメントあり> (2016/3/11)

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武藤「福岡戦は堅い守備で厳しい試合になる」

震災当時、仙台に所属していた武藤雄樹選手は「思い出すことが沢山ある。思い出すことが大事だ。あの日のことを忘れないようにしたい。復興は、終わることはない。仙台でプレーしていた僕が、良いプレーをすることで思いを届けたい」とプレーで被災地へと思いを届ける。

そして、福岡戦にむけて「守備的に戦ってくることは、チームとして理解している。堅い守備で厳しい試合になる。前回(磐田戦)、自分たちのプレーが出来なかった。相手の守備を崩すためにいろんなことがある。中を固められているから、外(サイド)はいつでも使える。中から崩すことが大事になってくる。前回は、前線の3枚が下がり過ぎた。DFラインとの駆け引きを上手くやりたい。サイドと中を使い、いろいろな攻撃で相手DFラインは崩れる。絶対にチャンスは来る」と福岡の堅い守備を崩していく。

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宇賀神「1対1の部分がキーポイントになる」

宇賀神友弥選手は「チームで何回も被災地へ行かしてもらい、訪問させて頂いた。被災地の現状を見てきたし、黙祷している時に思い出した。被災地訪問の時に、みんなに元気を与えたいと思って来たが、逆に元気をもらっている。この環境でプレー出来ることに感謝したいし、サッカーで観ている人が感じるプレーをしたい」と話した。

また、福岡戦に向けて別調整を行っていた宇賀神は「監督と話して、無理するところとの使い分けをした。良い形でトレーニングが出来た」とコンディションも万全のようだ。「福岡は、J2から上がってきたチームで勝ちが、1つでも欲しい。死に物狂いで来る。横浜FM戦でも80%ぐらいブロックを退いて守っていた。崩すが難しいが、1対1の部分がキーポイントになる。そこを崩せれば優位な状況を作れる。積極性をだす」と積極的にサイドから仕掛けていく。

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興梠「失点をすると福岡は恐いチームになる」

興梠慎三選手は「磐田よりも福岡の方が退いてくると思う。磐田よりも難しい試合になりそう。1点獲ったら、前に出て来ないチームって沢山ある。そういうチームって嫌だね」と思わず苦笑いしていた。

「失点しなければ、うちがボールを支配しながら試合運びが出来る。うちが先に失点すると福岡は恐いチームになる。退いた福岡に対して、チャンスはセットプレーだ。それをものに出来れば、大差になる。ワントップで自分がでれば、ペナ(ペナルティーエリア)の中で勝負して点をとりたい。中にダイレクトが入れば、外がフリーになってくるし、その使い分けが重要だ。中で崩すことが、一番相手が崩れると思う。磐田戦では、中でのダイレクトプレーが少なかった。前線3人のコンビネーションの精度を上げていきたい。DFの裏で一発で点を獲れるかだ。チームのために、攻守をひとりひとりが遣らないといけない。自分は、サポーターから求められるものは得点だ!」と熱い思いを話した。

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西川「磐田戦は自分のワンプレーで試合を壊した」

磐田戦の敗因を自分のミスと感じている西川周作選手は「磐田に負けてこの1週間、みんな悔しい思いをしてきた。僕自身、自分のワンプレーで試合を壊した。いろんな意見も批判も、僕は受けます。それをポジティブに捉えています。ミスしたあとが大事!しっかりと福岡戦のプレーで見せたい。相手はカウンターで、金森選手がファール貰ってセットプレー狙いだ。ファールを貰うことが一つの戦術になっている。気をつけないといけない。カウンターもロングスローもある。余裕があれば、前の方の外にクリアーすることに拘りながらやりたい」と磐田戦のミスを教訓にして福岡戦に挑む。

槙野「攻撃を工夫して中をこじ開ける」

槇野智章選手は「磐田戦に負けているので修正したところを見せないといけない。退いた相手に対して、ボールの受け方、DFラインの押し上げ、早く動く意識付けを改善しないといけない。Jリーグ2試合を終えて、危険な位置でのDF陣のファールが多いので気をつけたい」と自らを戒めるように話した。

「ストライカーがゲームを決めるが、DFがゲームをつくり攻撃のスイッチを入れていく。ゴールに向かう動きを増やす、僕らの動かしが重要だ。磐田も福岡も似ている。退いて人数を掛けて固めてくる。攻撃を工夫して中をこじ開ける」とDFラインから攻撃の組み立てをサポートしていく。

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