浦和フットボール通信

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【無料記事/河合貴子の大原なう】復調の兆しを見せる石原「身体の感覚が戻って来た」<石原コメントあり>(2016/4/9)

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今日のイチオシ!!「キレのあるシュートを見せていた、石原直樹選手」

選手たちのコンディションを考慮して軽めのメニューで全体練習が終わったあと、選手たちはそれぞれの課題を持って居残り練習をする姿があった。

ACL2試合出場停止処分を受けてた石原直樹選手のコンディションは万全である。興梠慎三選手たちと居残りシュート練習を一緒にやっていた石原選手が、切れのあるシュートを一番放っていた。右サイドからクロスを上げて、シュート練習の手助けをしていたのは槙野智章選手であった。

槙野選手は「マリノスのセンターバック2枚は高い。低くて早いクロスが有効だから意識して中に入れた」と話していた。その槙野選手の鋭い低めの早いクロスを、ダイレクトで見事に合わせたボレーシュートを右足でも左足でもゴールネットを揺らしたのは、石原選手であった!!

石原選手は「思いっ切り足が振れるようになってきた。インパクトのズレる感じがない。最近、一寸したズレもないし、足の痛みもない。ボールの芯に当たれば、強い球も行ける。身体の感覚が戻って来た」と嬉しそうに手応えを話した。

そして、少し照れながら「マキのクロスも良かったから、インパクトのところだけだった。DFもいないし、フリーだし、蹴りやすいボールを上げてくれていた」と話し「シンプルなクロスからシュート練習をする機会が余りないから、感覚を取り戻すには良い練習だった。試合でもあり得るシーンだしね」と良い感覚を掴めたようだ。そして「ACLは出られなかったけど、みんなが良いゲームをしてくれて刺激になった。試合に出ている人、出ていない人といるがみんなの地らかが大事だ。自分もレベルアップしてチーム力を上げていきたい」と目を輝かせていた。

明日の横浜FM戦では、良い感覚を取り戻した石原選手のベンチ入りもあるかも知れない。ひょっとしたら、途中出場で強烈なボレーシュートで浦和の勝利を導くかも知れないと期待が持てる石原選手であった。

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