浦和フットボール通信

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【選手ミニコラム】ボランチ起用の駒井の仕掛けが光った

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駒井「奥を見ること、パスを受けた時に次のプレーを意識していた」

ジョイフル本田つくばFCとの練習試合は45分×2本と35分×1本で行われた。キリンカップのために日本代表に選出された柏木陽介選手など4選手を欠くなか、ユースの選手たちも練習試合メンバーとして呼ばれていた。だが、ユースの選手を起用するまでも無いと125分も攻守に渡りボランチとしてピッチで存在感を見せていた駒井善成選手は見事であった。

ワイドのポジションで公式戦では途中出場機会が多い駒井選手だが、練習試合ではボランチの一角を任されていた。つくばFCの堅い守備を崩し切れずに苦戦する中で、得意のドリブルで中央突破でゴールに向かう姿勢など個人技ではあったが、打開策のひとつとして有効なプレーであった。

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駒井選手は「奥を見ること、パスを受けた時に次のプレーを意識していた。いくつかパターンがあるし、逆サイドが空くことを頭に入れていた」と攻撃の起点となるイメージを持ってプレーしていた。そして「ドリブルで運ぶときに、身体の入れ間違いがあって何回かピンチになってしまった」と中央のスペースを使ってドリブルで運んだときにインターセプトされてつくばFCにカウンターを狙われたことを反省していた。

だが、練習試合でチャレンジすることで自分のプレーを見つめ直すことが出来た。ワイドだけでなく、駒井選手のボランチからの仕掛けは面白かった。駒井選手の仕掛けは、あくまでも個人技であるが、仕掛けながら前線とのコンビネーションが生まれたら、もっと面白くなっていくだろう。

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