浦和フットボール通信

MENU

【6/9 練習後選手コメント】興梠「自分の得点よりも勝ちたい」槙野「高い集中力が必要だ」

TAK_2530

Report by 河合貴子

興梠「自分の得点よりも勝ちたい」


練習が終わり、疲れ果てた表情を見せていたのは興梠慎三選手であった。興梠選手は「攻守の切り替えが大事。鹿島には、自由にさせたら恐い選手が沢山いるので、切り替えを早くしないといけない。どの試合でも(楔のボールを)自分のところで収めないと攻撃出来ない。身体を張っていきたい。鹿島戦は、スペースがあると思う。GKのところから、前に嵌めてくる。だから、後ろで外してくれたらスペースがある。俺が良い時は、後ろからの運びが良い。入った時に収めてやって行けば良いと思う。変な所で(ボールを)取られることを一番避けたい。それにビビってどんどん蹴る(ロングボールを入れる)ことはやりたくない。ソウル戦では、蹴っていた。相手が来てもパスを繋いでいきたい」と話した。
そして「鹿島は上位にいるし、自分が鹿島に居たときに、サブにも入らなかった選手が今では主力だ。あいつらも、成長した姿を見せたいだろうが、ここで鹿島に勝てば鹿島のファーストステージ優勝は無くなる。鹿島戦では、変なゴールが多い。点を獲って勝ちたいが、点はどうでも良いから勝ちたい」と勝利へ拘っていた。

TAK_2462

槙野「高い集中力が必要だ」

「ボールを受けるために動く、予測準備をすることが大事だった。金崎とかポゼッションが上手い。攻撃の余力がないようにボールを追わせて体力を奪ってやる。ただ、後ろでボールを回すだけにならないように、幅と深みを持ち僕とモリ(森脇選手)でワイドを使う。あと、ボランチとリベロの3枚でコンビネーションを作り、幅と深みを使う。横、横、後ろが多くなるのは良くない。前に運ぶスイッチとなるパスやドリブルでゲームを作る動きが大事だった」と鹿島戦をイメージした練習内容を槙野智章選手は振り返った。
加えて「結果が出てない。崩せないのは、ボールの動かしと人の動きが一緒だからだ。ただ、鹿島は相手の良さを消すために、退いて守る相手ではない。自分が後ろにいて、失点が少なくなっているが、攻撃に関わることを求められている。無得点で終わるゲームが、2試合続いている。ホームなので、観ていて楽しいサッカーをしたい。今日のミーティングが始まる前に、選手ミーティングが行われた。ここから5連戦、モチベーションが高い。ただ、鹿島に躓けば連敗もある。勝てば波に乗れる。だからこそ高い集中力が大事だ」と話した。

ページ先頭へ