浦和フットボール通信

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【無料記事/大原・選手ミニコラム】「やっぱりヒラさん!」頭脳プレーが本当に冴え渡る、平川忠亮選手

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Report by 河合貴子

やっぱりヒラさん!

攻守の切り替え素早く、前線からのプレスと後方からの攻撃の組み立ての戦術練習は昨日も行われていた。だが、中盤のオープンスペースが今日の練習の方が広かった。前線との距離が空いてしまっているために、選手たちの連動した守備から攻撃への展開が難しくなっていた。そんな状況の中で、攻守に渡りポジショニングや動き出しも良く、ピッチの中で鋭い判断力を魅せていたのは、平川忠亮選手であった。

平川選手は「後ろから繋ぐ縦パスを入れて、3人目、4人目の動きを意識した。ボールを失った時の切り替えが重要だったし、那須や加賀が奪った瞬間に裏を狙う仕事が実践出来た」と見事な2アシストに手応えを感じていた。

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そして「相手が嫌がることをやりつつ、練習中でもスタメン組の課題として嫌がることを再現出来ることを見せて、自分もプレーヤーとして監督に見せないといけなかった」とニヤリと笑った。

ビブなし組の平川選手が右サイドでボールを持つと、当然のようにビブ組の槙野智章選手がサイドに引っ張り出されるとゴール前にスペースが生まれる。また、平川選手はサイドの縦に行く振りでDFを釣りだして、空いた中のスペースを自ら使うなどビブ組のDF陣を翻弄させていた。攻守に渡り「やっぱりヒラさんだぁ」と思わせる平川選手の頭脳プレーが本当に冴え渡ってていた。

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