（Report by 河合貴子）

遠藤「起用は監督次第」

悔しい思いをしたリオデジャネイロオリンピック後に迎える川崎戦に向けて遠藤航選手は「大事な１試合。みんな分かっている。（浦和に）帰って来て、試合に出られる準備を100％してきた。あとは、監督次第だ」と話し、「川崎の攻撃の良さは分かっている。ボールを持たせて良いところ、強く行かなきゃいけないところのメリハリを意識していく。プレッシャーがバラバラだと相手に剥がされてしまう。ブロックを基本退きながら、危ないところを埋めていく。前からプレスを掛けるときは、連動していく」と高い守備意識を持っていた。また、リオデジャネイロオリンピックサッカー日本代表でボランチ、浦和では３DFの真ん中とポジションの違いに「センターバックがボランチをやるのは難しさがあるが、ボランチからセンターバックの方がやりやすい」と自信を見せていた。

武藤「ゴールを決めて勝ったら最高！」

４戦連発ゴールを目指す武藤雄樹選手は「FWなので、ゴールを決めてメンタル的に充実している。昨年も４試合連続ゴールを決めた。今年は、2桁ゴールが最低限の目標だ。明日、ゴールを決められた良い」と話した。そして「明日の試合は、凄く楽しみ。素晴らしい相手に、良いゲームをしたい。チームとして２ndステージ結果を残している。この勢いで川崎相手に勝てば良い。チームとしてプレッシャーを掛け、攻守の切り替えを早くして川崎のサッカーをさせないようにしたい。90分、みんなでゲームコントロールしたい。大事なゲームだし、首位対決だ。川崎相手にゴールを決めて勝ったら最高！」と意気込んだ。