（Report by 河合貴子）

平川「１つタイトルを獲れば、もう一歩レベルアップ出来る」

「みんなが、自信を持ってプレーしている」と嬉しそうに平川忠亮選手は笑顔を見せた。そして「この間出た時（FC東京戦）も、やりやすい感触があった。自分も結果を残したし、ベンチでもスタンドの上から観ても恐い選手が多い。チームとしての勢いがある。それが、相手に脅威を与えている。自分は、コンディションも良いしチームに貢献した充実感がある。青木も陽介（柏木選手）がいない中で活躍した」とチーム力を嬉しそうに話した。
そして「６回も決勝に行って、１回しかタイトルを獲れていない。悔しい思いをしてきた。実力だけじゃない。一発勝負！タイトルに拘る」と話し、懐かしそうな表情をして「あの時期をそうだった」と2003年ナビスコカップ優勝した当時を思いだしながら「１つタイトルを獲れば、もう一歩レベルアップ出来る。その時期が来た。あの頃もそうだった。自分たちが打開していく自信を持ってやれている。どんなメンバーだろうが、レッズの歴史の中でタイトルを獲る。全力を尽くして、新たな歴史を刻む」と気持ちを引き締めた。そして「あの当時と近いものを感じている。相手じゃない。自分たちのプレーが出来れば大丈夫」と笑った。