浦和フットボール通信

MENU

【選手ミニコラム】記憶に残るゴールを決めろ!興梠「勝って優勝したい」

tak_9038_r

(Report by 河合貴子)
「第1戦目の勝ちを忘れて、勝ちに行くことだ!次は、ホームだ。勝って優勝したい」と鹿島に勝利してシャーレを掲げることを誓ったのは、興梠慎三選手であった。

チャンピオンシップ決勝第1戦を1-0で勝利を収めたのは浦和だ!鹿島は、第2戦で2点ゴール以上決めて浦和に勝たないと優勝出来ない。

興梠選手は「鹿島は、出て来なかったら(攻撃的に来なかったら)不味いでしょう。出てくると思う。1戦目と違って、自分たちの攻撃出来るスペースが空いて来る。そこを上手く使いたい」とニヤリと笑った。

そして、「1戦目は、緊張感があって思うようなプレーが出来なかった。自分たちのボールが獲られた後の切り替えが出来れば良い。第1戦は、向こうも攻守の切り替えが早く、攻めても無いゲーム内容だった」と第1戦目を振り返りながら話した。

第1戦目は、興梠選手に対してオフザボールでも厳しい守備を鹿島の選手たちはしていた。興梠選手にボールが入らないような守備もしていたし、見事に興梠選手の自由を奪ったのだ。その厳しい守備の中で、上手く駆け引きをしてPKを獲得した訳だが、実際に興梠選手が第1戦目で放ったシュートは、後半の1本だけであった。

浦和らしいリズム感のあるコンビネーションから、鹿島のDFを翻弄してゴールを決めたい。ストライカーである興梠選手の闘志が漲る。正直、浦和が勝つためならば誰がゴールを決めても良い。だが、浦和が「真の日本一」へと導くゴールを興梠選手に決めて欲しいと思ってしまった。

10月22日、アウェイの新潟戦でJリーグ史上12人目となった100ゴールを決めた興梠選手。100ゴールの中で1番忘れられないゴールが、2009年に鹿島を3連覇に導いた埼玉スタジアムで決めた浦和戦のゴールであった。浦和を愛する人々に対して、興梠選手は本当に申し訳なさそうにこのゴールをあげたのだ。

ならば、鹿島を相手に同じ埼玉スタジアムで浦和を「真の日本一」と導くゴールを浦和を愛する人々に捧げて、絶対に忘れられないゴールにして欲しい。そして、大観衆が見守る中で堂々とシャーレを掲げろ!

興梠選手は、ストライカーとしての意地と気迫で鹿島のゴールを脅かし、ゴールを決める!!

ページ先頭へ