世界一感染症に詳しいヴィッセル神戸のサポーターが贈る対コロナの戦術指南本。
「サッカーも感染症もプランAに固執してはいけない」 「全員検査は全員マンマークと同じで非効率な戦術」
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の惨状を告発して一躍時の人となった感染症界のエースにして頭脳派ディフェンダーの岩田健太郎教授が、大好きなサッカーをたとえに説く、世界一わかりやすい新型コロナウイルスと感染症の話。 世界共通言語といえるサッカーと感染症との相似点は意外に多く、素人には頭が痛くなりがちな専門的な話もわかりやすく伝えられる。 戦局を読み、最強ウイルスとの戦いを制するために何が必要か? 非常時だからこそ、少しだけ楽しみながら深く学びたい。今までになかった感染症サバイバルブック。
「サッカーとコロナという無茶な組み合わせで、一見冗談のような企画ではありますが、感染対策については大真面目に書いています。分かりやすくてしっかりとした内容を目指していますのでぜひご一読ください」。 (岩田)
本書の内容
◎対コロナにおける有効なプレッシング戦術とは?
◎「可能性はゼロではない」症候群への処方箋
◎絶対に負けることのない厚労省の最強戦術
◎Jリーグ、東京五輪の開催のための方策
◎スポーツ選手、観客がとるべき感染症対策
著者:岩田健太郎選手(DF) 1971年、島根県生まれ。神戸大学感染症内科教授。サッカーは小学2年から始めて、現在もヴィッセル神戸のスクールに通う永遠のサッカー小僧。近刊に『新型コロナウイルスの真実』(ベストセ ラーズ)、『ぼくが見つけたいじめを克服する方法』(光文社新書)。