浦和フットボール通信

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4枚での守備を主眼に 選手たちのポジションは? 槙野智章は若手の台頭を歓迎【沖縄キャンプ4日目まとめ】

リカルド・ロドリゲス新監督を迎えて2021シーズンに挑む浦和レッズは、24日から沖縄入り。金武町フットボールセンターでの沖縄キャンプを行っています。新たな監督の下で、どんなチームが構築されるのか、全日現地より、轡田哲朗氏によるキャンプレポートを浦レポで掲載します。

この日の主眼は4枚での守備 昨季に見られた悪い部分の修正へ【沖縄キャンプレポート4日目】

4枚のラインゲームと、サイドバックの背後で決まるゴール

浦和レッズは27日の沖縄県トレーニングキャンプで、どちらかと言えば守備にフォーカスしたトレーニングが組まれた。リカルド・ロドリゲス監督は、キャンプインしてからこれまで比較的マイボールのところにフォーカスしていることが多く、それはキャンプ前のトレーニングでも同じ傾向があったようだ。そうした意味では、リカ監督の落とし込もうとする戦術において相手ボール時のベーシックな部分が選手に伝えられ始めたと言えるだろう。

この日の午前練習後に取材対応した槙野智章のコメントから練習メニューを想像したくなるだろうけれども、実際にやっていたのはこのような形だ。あまり広くないスケールで、その中を縦長に4レーンに分ける。そこに赤チームと白チームが1人ずつ向かい合うように入ると、4人のラインが2本できあがる。そして、それぞれ2つのゴールが設置されてそこが得点になるのだけど、その前には青チームの4人が1人ずつフリーマンとして配置される。・・・続きは浦レポにて

選手たちはどのポジションでプレーしているのか 激戦区や工事現場はどこに

2つのポジションに入る選手がほとんど

浦和レッズは1月25日から沖縄県でトレーニングキャンプを実施している。27日の午前までに5回、ピッチ上でのセッションがあったけれども、その全てでフォーメーションに選手を立たせて行うものがあった。

ただでさえ入れ替えの多かったオフなので、競争の激化したポジションや“工事現場”に見えるようなポジションも存在する。いずれにせよ、初日のトレーニング後に西川周作が「一人二役と言いますか」と、複数のポジションでプレーする選手が多いことを示唆していたけれども、それは現実のものになっている。それをポジションごとに少し整理したい。・・・続きは浦レポにて

 

槙野智章がリカルド監督の指導に手応え「質の高いサッカーが見せられる」

リカルド監督の戦術浸透もスムーズ

沖縄キャンプインして4日目、午前練習の最初は晴れていたそうだが、徐々に雲が広がったようだ。それでも、気温20℃ぐらいで温かい。アップをした後は、ボール回しをして4対4のラインで、味方が前に2人いるところにどうやってパスを通すのか・・・。選手たちが自分のグリッドで位置が決まったところから、パスをどういう風にパスを通していくのかボールを使った練習が行われたそうだ

。話を聞いて想像するのに、守備側がいわゆる4枚の2ラインでブロックを退いた時に、攻撃の起点となるクサビのパスの入れ方だと感じた。その後は、連日やっているボールを使った10対11のゲーム形式で、ゴール前にどうやってボールを運ぶのかにフォーカスして練習が行われた模様である。

「リカルド監督の戦術の中で、ものすごく明るい未来!というか、これまで2、3年、長い暗いトンネルに入っていたのが抜け出せるんじゃないかなというぐらいの、見ていて楽しい、やっていて楽しいサッカーが展開できるんじゃないかなと、自信があります!」と声を弾ませませたのは、ZOOM取材に登場した槙野智章選手であった。・・・続きは浦レポにて

 

 

槙野智章が若手の台頭を歓迎 ルーキー藤原優大にもっと期待することとは?

浦和在籍10年目

浦和在籍10年目のシーズンを迎える槙野智章選手。毎年のキャンプで、新加入選手たちが少しでもチームに早くなじめるようにと、気を遣い積極的に声を掛けてきた。その1つに新加入選手たちだけでなく、若手も中堅もベテランの選手たちが参加する『槙野塾』という居残り練習があった。

リカルド・ロドリゲス監督新体制の下では、しっかりとした練習メニューが組まれており「プラスアルファーの所は、やらない」と槙野選手は少し照れ笑いして『槙野塾』は開催させていない。それでも若手や新加入選手たちに気遣いをする姿勢は変わらない。

「もう今年、34歳ですからね。10歳以上離れていますからね・・・下とね」と苦笑い。・・・続きは浦レポにて

 

槙野智章がリカルド監督との面談をして「新しい一面が見られる」と話した理由【こぼれ話】

個別面談でコミュニケーションを図る

「監督の立場ですが、選手とコミュニケーションを取って親しみやすい性格」とリカルド・ロドリゲス監督の第一印象を話してくれたのは、槙野智章選手であった。

そして「日本で長く仕事をしているので、日本人の特徴も文化を理解している方なのかなと思う。「一緒に目標を達成したい」「ここに野心を持って、やってきた」のを感じる方なので、僕ら選手としても一緒に仕事をしていても楽しい。厳しい練習が多いが、ものすごくやっていてやり甲斐がある。この先に、ゲームでこういう風にやっていくのか、形として見える練習が多いので良い監督が来てくれた」と大手を上げてリカルド監督の就任を歓迎していた。・・・続きは浦レポにて

 

4枚の守備に主眼が置かれた4日目のトレーニング【沖縄キャンプ写真ギャラリー】

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