浦和フットボール通信

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【This Week】週刊フットボールトーク Vol.99(8/3)

ロンドン五輪で男女日本代表が活躍。磐田戦について

椛沢佑一(浦和フットボール通信編集長)× 豊田充穂 (コピーライター)

椛沢:8月に突入し、暑さは増すばかりですね。サッカー界も負けずに熱を帯びています。ロンドン五輪観戦中の豊田さんは今回もお休みとなります。
ロンドン五輪では、男子U-23代表、なでしこジャパンが共に決勝トーナメント進出を決めました。なでしこジャパンは順当な突破でしたが、男子はある意味、期待をされない中で良い意味での裏切りの大活躍を見せています。なんといっても予選で、優勝候補と言われたスペインを撃破したことが大きかった。海外でプレーしている選手も多いので、海外選手に対して臆することもなく、堂々の予選突破になりました。飛び道具のスピードスター永井の活躍が決勝トーナメントでも鍵になってくるでしょう。

なでしこジャパンは順当の予選突破。最終戦は遠征などを考慮して、同じスタジアムで戦える2位突破を狙って引き分けで終えたことが話題になっていましたが、勝負に徹するのであればアリではないかなと思いました。そのような気持ちの持って行き方が仇となる部分を危惧しているところもあるのかもしれませんが、なでしこジャパンは、女子サッカーの命運も掛けているくらいの気持ちでしょうから、この五輪でどうしても結果を出したいという想いが強いのではないかと思います。

そして先週末は、浦和レッズはジュビロ磐田をホーム埼玉スタジアムに迎えての一戦でした。夏休みに突入して3位と4位の対戦ということですが、観客動員は相変わらず伸びず、28,000人代と低調ですが、スタジアムの熱狂度が下がっているわけでもありません。夏場の試合となり、蒸し暑さの中での劣悪な環境でのゲームですが、レッズはしっかりとボールポゼションをしてリズムを作り、36分には原口の見事なゴールに向かった仕掛けのドリブルから逆サイドを走ってきた柏木にパスを出してダイレクトシュートが決まり、先制をしました。後半には、原口の突破を磐田GK八田が倒してPKを得ましたが、マルシオが決められず嫌な流れになりますが、混戦のこぼれ玉を阿部勇樹が決めて追加点。課題だった追加点を決めて、しっかりと勝ち点3を獲得しました。磐田のパフォーマンスも低調でしたが、徐々にチームが成長しているのが見えた試合でした。これでレッズは10戦負けなし。リーグ戦3位で、首位との勝ち点差は3と肉薄してきました。後半戦に向けて、もっとサポーターがスタジアムに来てくれることを望みたいと思います。その中で試合後に恒例化している『We are Diamonds』を選手と歌うパフォーマンスについて色々と感じるところがあり、今だからこそ『We are Diamonds』をサポーター達が歌い続けている意味について改めて考えたいと思いました。その中で今回のVIPインタビューでは、この歌を歌い始めた張本人でもある、元CRAZY CALLSリーダーでライターの吉沢康一氏が当時の思いを語りたいと言って頂きましたので、対談を行いました。

今日は、うれしい朗報が長野から届きました。北信越かがやき国体にて、武南高校が大阪桐蔭を準決勝で破り、決勝進出を決めました。決勝は4日13時より松本平にて、神奈川県代表の三浦学苑との試合になります。インターハイ制覇すると、埼玉県勢としては、昭和48年児玉高校が制覇して以来の快挙となります。大山先生率いる武南が埼玉に久しぶりの栄冠を持ち帰ってきてくれることを期待しましょう。

今週末はFC東京をホームに迎えての試合です。5月に敵地で行った試合では、リーグを代表するような白熱、熱狂した1-1の試合でした。今週末は、それを決着させる一戦です。味スタの時に感じた熱狂を埼スタでも作り、チームを後押しして最高の勝利を掴みましょう。

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