浦和フットボール通信

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河合貴子のレッズ魂ここにあり!「今年は輝く年だ!」(1/7)

J開幕から浦和レッズを追いかけ、ケーブルテレビのパーソナティなどで活躍をしている”タカねえ”こと河合貴子さんによる浦和レッズコラム。毎週、タカねえの独自視点の浦和レッズを語ります。

2012年のベストゲーム、ワーストゲームを選手が振り返る。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。今年こそはタイトルを手に入れて、世界に羽ばたく年になりますように、そして浦和が活気溢れ笑顔が零れる年になりますように・・・。どうぞ、今年もよろしくお願い致します。

さて、今年を見据えるためにも、昨年の振り返えると浦和は、ミシャ監督の下で土台を作った年でもあり、チームは確実に成長を遂げた昨年でもあった。永田充選手は「監督が変わって、自分にとって勉強になるシーズンだった。今後の僕のプレースタイルに良い影響を与えてもらった。DFからドリブルで持ち運びは、最初は戸惑いながらやって行く中で、有効的なプレーが出来た時にチャンスになった」と話した。鈴木啓太選手は「成長させてもらっている有意義な時間だった。30オーバーしてますからね・・・。もっと早く、こういうサッカーに出会っていたら?!と思うが・・・。考えて判断出来る選手に近づいていかないとね。この年になって成長出来るのは、幸せな事だよ」と成長した手応えを噛みしめた。平川忠亮選手は「サッカーどうこうと言うより、残留争いに追い詰められていたチームが、ミシャ監督の下でどんどんと良くなって来た。チームも自分も楽しさを感じた。新しい事にチャレンジした嬉しさがあって、充実した1年で、夢中になれるシーズンだった。サッカーに夢中になって楽しむ1年って良いね。残留争いで、苦しんだ中を乗り越えたからね」と嬉しそうに笑った。選手達は成長を確実に遂げた事を実感していた。

昨シーズンの成績は、15勝10分け9敗 総得点47総失点42 J1リーグ3位であった。梅崎司選手は「序盤戦が良かったのは、内容が悪くても引き分けで終われたり、勝ったり出来た。後半戦はイージーに失点して崩れる形が多く、堪える時間帯に、失点しない守り方や動きが出来れば勝ち星は積み重ねる事が出来た筈だ。あと、決定力は課題!ストライカーがいないなら、みんなでカバーする。何処からでも点が獲れれば、脅威になる。それは、僕、個人にも言えることだ。もっとゴールの意識を持たないといけない」とシーズンを振り返り、チーム全体の課題を口にした。34試合を振り返ると、あと1歩で勝ちを逃した試合もあった。

坪井慶介選手はワーストゲームを「アウェイの神戸戦とホームの札幌戦は、ただ単純に負けた。そこを勝っていれば、昨シーズンの結果が違っていた大事な試合だった。あと、ホームのガンバ大阪戦。攻撃力を考えれば、ガンバはJ1の中でも攻撃力がある。あのような形でやらせてはいけなかった」と3試合もあげて悔しがった。平川選手は「仙台戦です。個人的に、3失点目が痛かった。僕のミスですよ!今、考えても一番悔しい。同点にひっくり返すチャンスがあったのに・・・」と話し、鈴木選手は「ホームのガンバ大阪戦と札幌戦だね。色んな状況を踏まえても、札幌戦は、自分達が上に行けるチャンスを潰した試合。最悪な雰囲気にしてしまった」と話した。

選手達に話を聞くと、ワーストゲームはみんなホームのガンバ大阪戦を一番にあげた。梅崎選手は「ガンバ大阪戦は、何もやらせてもらえなかった試合。90分間通して、チームが崩壊していた。そのガンバ大阪がJ1降格だよ!Jリーグのレベルを象徴している。上も下も無い。勝ち点の差を見てもそう思う。今年も厳しい年になると思う」と身を引き締めた。

では、ベストゲームは?と尋ねると、坪井選手は「ベストゲーム?無い!もっと出来る!」とはっきりと断言したように、どの選手もベストゲームと言う試合は無かった。要するに、満足出来る試合など無いのだ。満足をしてしまうと、成長が止まる事をみんな自覚しているのだ。坪井選手が言うように、もっと出来るのだ。鈴木選手は「リーグ優勝は目標!優勝に照準を合わせ、上位3か5位で闘う。シーズンの中で浮き沈みはあるが、総合的に安定感を見せる。最終的に1番上に立っている!」と力強く話してくれた。槙野智章選手は「リーグ戦の3位と言う結果は、満足出来ない。まだ、上を狙えたのに取りこぼした。今年は、全部のタイトルを獲りに行く!」と全タイトルを奪取する事を誓った。

浦和は、もっと成長出来る!もっと強くなれる!そう、実感出来る昨シーズンであった。今年の赤いダイヤモンドはもっと美しい輝きを放つに違いない。

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