浦和フットボール通信

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2009年7月4日山形アウェイバスツアーレポート

7月4日、土曜日。浦旅第5回はJ1チームとして初めて対戦するモンテディオ山形戦。前日の雨もあがり、曇り空の新宿に集合し、浦和組と合流後、山形へ出発した。今回のツアーバスは1台で運行し、J:COMさいたまの人気番組「Reds!Get Goal!!」などレッズサポーターにはおなじみの貴ネエこと、河合貴子さんもバスツアーに搭乗していただいた。山形へは浦和から5時間あれば着いてしまう距離だが、浦旅では山形を堪能するをテーマに様々なプランを用意いたしました。順を追ってご紹介させていただくことにします。

さて、浦和ICから東北道に乗ったバスでは早速、貴ネエのスペシャルトークで盛り上がる。内容はあくまで「ココだけの話」なので記述できないので残念だが、聞けば目から鱗のような話やおもしろエピソード、緊張感ある話とボリューム満点。参加者の皆さんは話したくてもそっと胸にしまっていただければと思います。

1回目の休憩は那須高原SAで停車。鮎の塩焼きやいちごベースのソフトクリームが目に入るとついつい、食べてしまいます。これも浦旅の醍醐味の一つであるアウェー遠征グルメなのです。

那須高原SAを出発したバス車内では浦旅恒例となっているサポーターを代表して本日の車内コールリーダーを決めるジャンケン大会がはじまります。勝運が強い人がコールリーダーに任命されるのですが、今回もいい勝負でした。見事に勝ち残りコールリーダーに決定された方にはPRIDE OF URAWAのタオルマフラーをプレゼントさせていただき、そして勝利を信じての「浦和レッズ」コール。今回はまだ浸透しきっていない山田直輝のチャントのレクチャータイムもあり、復活を期待するロビーコールが盛り上がりました。また、高原の調子も上がってきているので、皆さん得点者予想クイズでは頭を悩ませていました。

バスは順調に運行し、山形道へ。本当に山の中を走っているなぁと思いながら周囲を走っている車の多くには浦和レッズステッカーが貼られています。多くの同士達が山形に来ているのを移動中にも実感します。そして、高速を降りて向かった先は山形牛が食べられる焼肉屋さん「王将苑」に到着します。みなさんもこの焼肉を楽しみにされていたようで、SAで我慢してすでにお腹ペコペコ状態のようでした。幸い天候も回復し、晴れてきて太陽が眩しいくらいでしたので、気分も爽快にジューシーな焼肉を堪能しました。焼肉はもちろんですが、お米とお水がおいしいのも感動でした。

参加者のみなさんは少し時間があったこともあり、散歩されたり、お店のスタッフさんと交流したりしていました。天童市は将棋の街だけあっていたるところに将棋のモニュメントがあり、お店の看板も将棋の駒がデザインされています。

お腹を満たした浦旅が次に向かったのは松尾芭蕉があの有名な句を読んだ「山寺」。1000段以上の階段を登るのですが、ここでは登った人だけが体感できる喜びと景色に出会えます。私たちが降りる途中に後援会ツアーの方々や広報の内舘さんらとすれ違いましたが、真っ赤な光景に何事かと一般の観光客が驚かれていました。もちろん山寺に登るのは自由参加ですので、登られない方はお茶をしたり、お土産を買うなどして思い思いに楽しんでいただきました。

山寺観光を終えるといよいよNDソフトスタジアム山形へ。スタジアム周辺は山形サポ、浦和サポで賑わい縁日のような光景。再入場可能というさいたまスタジアムにはないシステムの効果もあってか、屋台にはどちらのサポーターも行列をつくり、山形スタジアムグルメを満喫していました。

中でもオススメは限定の炎のカリーパン。浦和名物としてうなぎの蒲焼が入っていたようですが、そちらは既に売り切れており辛さ普通のカリーパンをなんとか購入できました。カリッとした食感とカレーの濃厚さは素晴らしかったです。

スタジアムに入ると、浦和と山形の比率がキレイに5:5のように埋まっていました。NDソフトスタジアム最多動員の観客数で、席を探すのが大変でしたがそこはサポーター同士のいいところ。席を詰めていただいてなんとか応援スペースを確保できました。スタメンの選手紹介のゆったりさと控え選手の紹介スピードの速さの違いに驚いたり、この日がデビューだったというモンテディオ山形のビックフラッグだったりとアウェーならではの雰囲気で試合開始。ハーフタイムでは山形県知事の歓迎コメントに一瞬空気が緩みましたが、試合内容はみなさんもご存知のとおり、内容は別として点を取り合うシーソーゲームで高原の活躍に大興奮し、勝ち点3が獲れたことが最大の収穫でした。遠路はるばる山形まできた甲斐がありました。

試合終了後、浦旅一行は天童温泉に入浴してサッパリしてから帰りますということで、温泉施設「いちらく」へ。スタジアムからだと歩く距離が少しあったのが反省点ですが、温泉自体は素晴らしい時間と空間でした。勝利の喜びと興奮の余韻を温泉に浸かりながら味わうというのはいいものです。温泉後は山形名物の「鳥そば」を参加者のみなさんに食べていただきました。

さすがは名産だけあって、美味しかったです。来年も山形に来られたら是非また食べたい一品です。

温泉でサッパリしてお腹を満たしたら、いよいよ帰路につきます。予想クイズ正解発表を早々に行い、時間は11時30分ぐらいでしたが高速道路に乗って消灯いたしました。やはりみなさんオツカレのようでしたのでいつもより早い就眠です。途中那須高原SAにて休憩をとり、浦和に着いたのが4時20分でした。浦和下車の方々をお見送りし、新宿へ向かいます。新宿にも5時20分ぐらいに着き、無事に浦旅第5回@山形編を終了いたしました。

今回の浦旅ではグルメ&観光という企画を初めて実施したので不備などもあったかと思いますが、勝ち点3を獲れたことで、良い思い出のひとつになったのではないかと思います。次回の浦旅は7/29(水)のナビスコ準々決勝第二戦の清水エスパルス戦を予定しており、その後もガンバ大阪戦、ヴィッセル神戸戦が予定されています。バスツアーは弾丸ツアーになりますが、安く、楽しくをモットーに今後も実施していきますので、次回以降もご参加いただければと思います。また、興味を持っていただき、初参加という方もお待ちしております。一緒に旅をしていただきました参加者の皆様、ドライバーさんお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

浦旅添乗員  佐藤浩也 

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