イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンFCを退団して、浦和に完全移籍が決定した李忠成選手の加入会見が、埼玉スタジアムで行われた。

浦和のジャージに身を包み、少し緊張した面持ちで記者会見場に李選手は姿を見せた。初めに山道強化部長より「2014年にあたり、チームの戦術として構築と改善をしないといけない。足らない所は何だろうとミシャ監督と話し合い。センターラインの補強と考えターゲットを探していた時に、李の方から浦和でやりたいと言う言葉を聞きました。この加入を成就させないといけない。サウサンプトンが友好的だったことに感謝したい。李が加入して、大きな推進力になると期待している」と笑みを浮かべて話した。

李選手は、マイクを握り立ち上がって「李忠成です。宜しくお願いします」と開口一番挨拶をして着席した。そして「浦和は、とても大きなクラブ。やる、やらないではなく、やらなきゃいけない。誇りを持って、凄い覚悟でやる。FC東京、柏、広島とプレーして来たが、浦和は特別なチームとして試合をして来た。強い気持ちを持って、タイトルが獲れるように、貢献したい。結果が第一！プレー内容は、ゴールを獲ることが仕事だが、献身的な守備や運動量ももちろんプレーで貢献していく。チームの勝利の結果を求めて行く。ストライカーとトップ下の二つのポジションを考えている。慎三（興梠）柏木、原口もいるが、チームの勝利が大事」と話したがポジション争いにも勝負をかける「初っ端からぶっ飛ばす！様子を見ないといけないとか・・・言っていたら、活躍は出来ない。ピッチに入ったら、１秒からぶっ飛ばして行く！」と意気込んだ。

レッズサポーターについては「圧倒！と言うのが一つのワード。圧倒的な纏まり、圧倒的な人数、圧倒的な声援、圧倒的な熱さ！そう言った中でやれる幸せを感じる。自分が20歳ぐらいなら恐いと思うかも知れないが、選手として最後に差し掛かっている。良いプレーをしたら称賛、悪るければ叩かれる。凄く楽しみ。みんなの期待に応えたい。みんなを笑顔に出来るようにしたい」と目を輝かせて話した。

チームは17日から宮崎キャンプが始まっている。李選手は21日からチーム合流する予定だ。