浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】無観客試合の清水戦で勝ち試合を見せる!<西川、啓太、矢島コメント>(2014/3/21)

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清水戦に向けてコンディション調整と攻撃の組み立て確認

春風が大原練習場を吹き抜ける3月21日、コンディション調整含めて清水戦に向けて練習が行なわれた。ナビスコカップ柏戦に出場したメンバーの中で、柏木陽介選手と森脇良太選手は、ゆっくりとランニングとストレッチのみで完全に別メニューであった。永田充選手と阿部勇樹選手は、アップのボール回しのみの参加、梅崎司選手、宇賀神友弥選手、原口元気選手、李忠成選手、槙野智章選手等はアップでコンディション調整を行なった。アップ後、ハーフコートで守備陣の坪井、那須、濱田、鈴木、青木、平川。攻撃陣の矢島、山田、阪野、関根、関口、興梠と分かれ、前線の選手が下りて、縦パスを落として相手DFラインの裏を突きゴールを目指すDFラインからの攻撃の組み立て練習を行なった。

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無観客試合の清水戦に向けて選手達が意気込みを語る

西川周作選手は「試合の入りが上手く行けば、必ず良い試合が出来ると思う。負けた試合でも、すごく良いサッカーしているので、このまま継続していけば結果はついてくる。無観客試合という貴重な経験が出来ると僕は思ってやる。サポーターの声援は無いが、沢山の方がTVで応援してくれていると思うので、しっかり勝って、勝ち試合を見せて次のホームゲームで沢山の方に来てもらえるように頑張りたいと思う。声は聞こえると思うから良い声を出していきたい。普段、サポーターの方々は、選手達のピッチ場での声はなかなか聞こえ辛いから、(TVで)選手達の声を楽しんでもらいたい」と話し、「この連戦の中で大事なのは、きつくなった時間帯に前から守ることでDFは助かる。GKがバタバタしないことで、安心感を与えられる。キャッチングなどを大切にしていきたい。サイド攻撃や中と清水は狙いを持ってやって来るイメージをしている。明日、清水のビデオ見て、更に攻撃のパターンを頭に入れて良い準備をしたい」と良いイメージ作りをして清水戦に挑む。

鈴木啓太選手は「(清水は)前に良いタレントがいる。若いチームで勢いに乗せないようにしたい。DF面においては、声が通った方が良いと思う。攻撃面は、ダイレクトでボールを繋ぐこと、持ち運ぶこと、もっと精度を高めてやっていきたい」と話した。

タカネェの今日のイチオシ

今日の練習でイチオシ!!輝いていたのは・・・矢島慎也選手。退いてボールを受けて、落としてから前のスペースを使う動きは、矢島選手が得意とする動きの一つだけに、DFの裏を抜けてからGKと1対1になりシュートまで持って行く速さと正確性がコンディションの良さをあらわしていた。

矢島選手は「ベンチに入りたい!試合に出たい!こんな時じゃなくてもチームに貢献したい思いはある。この前(ナビスコ杯柏戦)の試合で、与えられた時間の中で状況厳しかったが、何も出来なかった。何かやっときたかった・・・。チャンスに顔を出す回数を増やしていきたい」とまずは、清水戦のベンチ入りを目指して練習に取り組んでいた。

無観客試合となった清水戦を、選手達は現実を真摯に受け止めて、それぞれがやるべきことに全力を注ぎ、清水戦に向けて準備を行なった。

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