浦和フットボール通信

MENU

【河合貴子の大原なう】1からリスタート。2ndステージに向けて調整を行う(2015/7/2)

DSC_0061

切り替えて1からのスタート

時折り雨がぱらつく7月2日。1stステージが終わり3日間のオフ明けとなった昨日と同様に今日も体幹中心のフィジカルトレーニングが行なわれた。

体幹2日目の言うこともあり、野崎アスレチックトレーナーの下で行なわれているオフ明けの通称“ザキトレ”もよりハードな内容であった。通常の体幹メニューでは、ミシャ監督は選手ひとり、ひとりに声をかけて選手の状態を確かめていた。そして、2人1組みとなり腹筋や腕立て、バランスボールを使ったメニュー、横ステップ、上下ステップなど11種類のメニューが組まれ、10秒間隔でメニューをこなして行った。1周目は、まだ余裕を見せていた選手たちであったが、2周目になるとさすがにきつそうな表情を浮かべていた。その中でも槙野智章選手が「だいじょうぶかぁ?!」「行こうぜ!」と声を上げて励ましている姿が印象的であった。また、選手たちのスピードが遅くならないように、天野コーチがスピードアップするようにリズミカルに手拍子を打ち「ここからだよ!」と声を掛けていた。

DSC_0008

その後、選手のコンディション状況や自主的なことを野崎アスレチックトレーナーが考慮して(A)大谷、岡本、高木、小島、青木、加賀、永田、平川、橋本、斉藤、茂木、武藤。
(B)鈴木、ズラタン、森脇、興梠、関根、李、柏木、阿部、槙野、西川、那須、宇賀神、梅崎と2グループに分かれた。

(A) グループは、そのままフットサルコートに残り、体幹11メニューを15秒間隔で行なっていた。(B)グループは、ピッチでさらに(B1)鈴木、ズラタン、森脇 興梠、関根、李、柏木。 (B2)阿部。槙野、西川、那須、宇賀神、梅崎と分かれ、そこへコーチ陣が加わり8人でのボール回しを(通称鳥かご)行なった。
かなり、フットサルコートで行なった体幹がきつかったようで、那須選手が「みんな~笑顔でね!笑顔を見せてね。リラックスだよ」と無理やり自身も作り笑顔を見せて、周囲を笑わせていた。

DSC_0047

そして、GKは土田コーチの下でGKに求められるステップワークを行ない、(A)と(B)が合流した最後はそれぞれのコンディションごと4グループに分かれて、1周目は軽いジョギングをしたのちに、2周目からスプリントと軽めのジョギングを繰り返すランニングが行なわれた。(B1)(B2)グループは、鈴木選手や阿部選手、関根選手、李選手以外は、途中でクールダウンに切り替わった。苦しい中のランニングメニューで足が止まりかけた時に平川忠亮選手が「1stステージ優勝で満足なのか?」とムードメイカー役を買っていた。最後まで、スピードが落ちずに走り切っていたのは関根選手と李選手だった。

約1時間の体幹&フィジカルトレーニングを終えた選手たちは、疲労困憊の様子で足どり重くロッカールームへ引き上げて午前の練習が終わった。

選手たちを見ていていると、まるでシーズンが開幕する前の春先の雰囲気を感じた。

ページ先頭へ