浦和フットボール通信

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【河合貴子の大原なう】左ストッパーの位置に入った宇賀神「そこそこやれる手応えがある」<宇賀神、岩舘、那須コメントあり>(2015/9/23)

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宇賀神「左ストッパーもそこそこやれる手応えがある」

左のストッパーを任された宇賀神友弥選手は「自分の中でやってみて、まぁ~まぁ~そこそこやれる手応えがある。阿部さんがいてくれて、気を使ってくれてサポートしてくれたから、清水戦は上手く出来た」と笑みを零したが、「練習の中で、やってみて違ったものが見えて面白い。けど、いつも以上に恐い。この身長で、この能力で・・・」と戸惑いながらも「DFラインの距離間を意識して、どのタイミングでボランチを落とすのか、前との関係を意識した。

試合が近づけば、もう少しDFをタイトにやれると思う。チームメイトの距離間と周りの動かし方だと思う。シーズンを闘う中で、大ちゃん(那須選手)がいなくなるのは、難しい。鹿島は機動力が全員あるし、鹿島は調子が良い。鹿島に負けたら、2ndを獲るのが厳しくなる。勝たないといけない。鹿島には、個人能力がある選手がいるが、我慢して、1人、1人が闘い、走り、圧倒する!」と意気込んだ。

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岩舘「ゲーム形式は10月から」

ミニゲームには参加出来ずに、ずっと練習を眺めていた岩舘直選手は「一通り、やれるようになってきたが、仕上げじゃないけど、ボールのスピードとか実際は未だ無理。ゲーム形式は、10月になってからかなぁ?!生のシュートをまだ受けていないんでね。来週の1週間は、シュートだけ受ける感じかな~ナオも(石原直樹選手)来週からシュート練習に入ると思うから、僕が受ける」と長期離脱した石原選手と復活の準備に掛かるようだ。「今は、基本的なことが出来るようになってきた。紅白戦は、イメージを持って観ていました」と日焼けした顔を見せて笑った。復活に向けて、少しづつペースが上がってきているようだ。

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那須「みなさんの力が僕達の力になる」

鹿島戦を累積で出場停止となった那須大亮選手は、今日はゆっくりとコンディション調整の別メニューであった。練習後、浦和のシーズンチケットホルダーの方や会員で構成されている『REX CLUB』の特別企画「那須選手に気合い注入」が行なわれた。

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これは、試合の開始時に、那須選手が水上マネージャーから背中を叩いて気合を入れてもらっている儀式を、『REX CLUB』の会員の方に練習場で那須選手の背中を叩き、気合いを注入してもらう企画であった。992名の応募の中から、抽選で4名の方が選ばれ、那須選手から儀式が行われるようになった経緯などが説明された。那須選手は、「今日は、試合と違うから、痛いよ~きっと」と少しビビっている感じであった。そして、お手本で水上マネージャーがクラブスタッフの背中に「バシ!!」っと気合を注入すると「グランドに沁み込むぐらいの気合が来た」とクラブスタッフは顔をしかめた。その様子を見た那須選手は「絶対に痛がっちゃダメ!痛いと思わず言った時は、負けたからね。でも、みなさんは、本気で叩いて下さい」と言いつつ「叩かれたい人はいますか?」「叩きたい人は?」と参加者に話し掛けると、参加者全員が、特別企画の内容とはま逆の「那須選手から気合いを注入してもらう」こととなった。那須選手に「バッシ」と背中を叩かれ気合を入れてもらった男性は、痛そうであったが嬉しそうに笑った。また、女性の参加者に対して那須選手は「レディーには、出来ないよぉ~」と困惑しながら、男性の参加者と比べて優しく背中に手を置いていた。

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特別企画では、会員の方が那須選手に気合いを注入するはずであったが、参加者の方が那須選手から気合を注入してもらった。那須選手は「みなさんの力が、僕達の力になる。本当に支えて下さって有難うございます」と感謝の思いを口にした。
ほんのひと時ではあったが、那須選手も参加者もお互い頑張る気合が、心に注入された。

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