【河合貴子の大原なう】高木「大一番になるとプレッシャーも大きくなる。それを跳ね返すのは、最後は気持ちだ!」<高木、西川、森脇、那須、宇賀神コメントあり>(2015/11/28)
高木「大一番になるとプレッシャーも大きくなる。それを跳ね返すのは、最後は気持ちだ!」
高木俊幸選手は「G大阪戦のイメージとしては、アウェイでやった時のように良いところでボールに絡んで、攻撃の起点となってゴールを狙って行こうと思う。常に、どういう試合でもゴールを狙っていますけどね。特に、大一番になるとプレッシャーも大きくなる。それを跳ね返すのは、最後は気持ちだ!」と力強く話した。そして、清水時代に一緒にプレーしていたG大阪の長沢駿選手について「身長が高く、ターゲットになる存在。ハイボールだけでなく、足元もしっかりしていてボールも収められ、点が獲れる選手だ。あいつは、レッズに対して良いイメージを持っていると思う。間違いなく、G大阪のキーマンになる。気をつけないといけない」と話した。
西川「ハードワークして、球際に勝つ、サッカーの本質が大事だ」
「みんなミニゲーム遣りたがっていたけどね。昨日、一昨日と良い練習が出来た。特に攻撃面が良かったから、今日は良いイメージのまま軽めの練習だった」と西川周作選手は話した。そして「大事な試合な時のGKのワンプレーで試合の流れが変わる。セーブすれば、こっちのペースになっていく。良い流れを途切れさせないようにしたい。相手のパスの出所を押さえて、前線の選手が前に向くまえに潰す。そこを徹底してやれば、強い浦和を見せられる。ハードワークして、球際に勝つ、サッカーの本質が大事だ。ミスを恐れずに、GKが後ろでガチガチになるとみんながガチガチになるので、笑顔でやりたい」と準決勝のプレシャーを払拭するように笑った。
森脇「大きなミスをしないようにしたい」
左足ふくらはぎ肉離れで戦線離脱していた森脇良太選手は「しっかりとG大阪戦をやらないといけない。溜まっていたものを全部出す!」と話し、コンディションは良いようだ。「G大阪に対して、悪いイメージを持っていない。いつも通りの流れで試合に入っていく。普段通り、恐がらずにやらないといけない。アウェイのG大阪戦では、腰が引けてリスクを冒さない闘いだった。バランスは大事だが、大きなミスをしないようにしたい。ミスは、敗戦に直結する。だが、大胆さも必要となる。でも全員で我慢が大事」慎重な構えを見せた。そして、宇佐美貴史選手に対して「良い選手だ。自分たちがボールを保持して、ボールをしっかりと動かすと、宇佐美は守備の時間が長くなり、攻撃の時間が少なくなる」と自分たちで試合の主導権を握って宇佐美選手の攻撃を封じる。
那須「勝ちを手繰り寄せるのは、献身的なプレーだ」
右足ハムストリング肉離れをしていた那須大亮選手は「個人的に良いコンディションで試合に臨める。楽しみだ。良い形で、良いコンディションにしてくれた。関わって下さった全ての人に感謝したい」と開口一番に感謝の言葉を口にした。そして「敵は、自分たちの中にある。プレーでやりたいサッカーをやれば、必ず結果は出る。負けて良い試合なんて1試合もない。大声援が、キツイ時間でも後押ししてくれる。諦めずに闘う姿勢で行く。勝ちを手繰り寄せるのは、献身的なプレーだ」と熱い魂を語った。そして、G大阪の得点源となるパトリック選手と宇佐美選手に対して「宇佐美は、自分で局面を打開してゴールまで結びつけられる。パトリックは、でかくて、ごつくて、走力がある日本人にはない身体的強さを持っている。1対1に負けないことは、大前提だ。それには、距離間を如何に保てるかだ。スペースが空いて居ると仕掛けてくる。良い形に遣らせないために、コンパクトにして、チームで良い距離間を保っていきたい」と話した。
宇賀神「我慢して闘えるかが大事だ」
宇賀神友弥選手は「試合の間隔が短く、すぐに試合が来たなぁ~って感じ。まぁ、短いと言っても日曜日試合だったから、1日だけなんですけどね」と笑った。「自分たちの疲労や神戸戦を見て監督が考えて、今日の練習メニューにしてくれた。G大阪は、守ってカウンターだ。以前も個の力でやられた。ここまで我慢して闘えるかが大事だ。サイドに良い形でパスが入って来る回数が多くなると思うから、積極的に仕掛けていきたい。セットプレーも重要だから、両ワイドがどれだけ仕掛けられるかだ。自分の対面は、日本代表の米倉さんになる。米倉さんは、前目の選手で攻撃はストロングポイントだ。闘う姿勢を代表でも評価されている。自分の売りも闘う姿勢だ。そういう部分では、負けられない。それに、武藤、マキと僕の連携は日々良くなっている。単調にやるだけでなく、逆サイドに多く展開する前に、ワンクッションの勝負のパスを入れて、攻撃のスイッチを入れたい。最終的に、パスを受けるのもパスを出すのも自分の役割だ。際どいダイレクトパスはリスクがある。G大阪は攻め残っている前線の選手がいるからね。しっかりとリスクマネジメントしながら、攻撃のスイッチとなるパスを入れる、出すをしたい」と闘う姿勢でサイドからG大阪DFを崩していく。