【河合貴子の大原なう】別メニュー調整を行った遠藤「川崎戦もゼロに抑える」<遠藤、李、宇賀神コメントあり>(2016/4/22)
遠藤「川崎戦もゼロに抑える」
スパイクを履かず、ランニングシューズでコンディション調整を行い、ボール回しを回避した遠藤航選手は「別に問題が(怪我)あるわけではないです。足の付け根の筋肉の張りがあって、トレーナーさんと話してボール回しを回避した」と照れながら笑うほどで、深刻な状態ではないようだ。そして「川崎戦は、大事な試合であることは分かっている。ACLの疲れとか言い分けは出来ない。自分たちのサッカーをいつも通りやるだけだ。川崎は、攻撃的なスタイルでボールを動かし、前線にクオリティーの高い選手がいて崩しの精度の質を持っている。しっかりと後ろはゼロで抑える。守備のバランスは良くなってきている。ペナルティー周りのセットプレーを与えない。前線からプレスの意識が高く、無駄なファールをしなくなってきている。行く行かないの判断も、プレスを前から掛けるか、ブロックを退くかだ。川崎の勝負所のパスの判断をしっかりする」とACLシドニー戦から既に気持ちの切り替えが出来ていた。
李「撃ち合って勝ちたい」
李忠成選手は「川崎戦は、Jで間違いなく1番の注目カードだ。そこで活躍したい」と目を輝かせた。そして「川崎はカウンターが鋭いから、前からのプレスで相手のスピードを殺す。川崎は、先制点を獲っても安心出来るチームではない。2点、3点獲らないといけない。撃ち合いになるかなぁ・・・。楽しみ!相手も攻撃的に来るから、ちゃんとサッカー出来る。撃ち合って勝ちたい。難しい試合だけど、川崎に勝てば首位に立てる。勝ち点3を獲りにいく」と話した。
宇賀神「川崎を止めるのは自分たちだ」
ACLシドニー戦には帯同せずに大原組となった宇賀神友弥選手は「シドニー戦はTVで観ていて、ピッチも悪く、熱そうで大変な試合だと思った。全員が今までやって来たサッカーを意識してやっていた。ひとりひとりがデカい相手にファイトした結果が勝ち点1に繋がった」と嬉しそうに話した。そして「自分と同じポジションの梅ちゃんのプレーを観て刺激を受けた」と身を引き締めた。「川崎キラーではないが、自分はナビスコとリーグで3点獲っている。自分の中ではポイントになるチームだ。川崎は首位で負けなしで来ている。昨年、自分たちは負けなしでファーストステージ優勝した。川崎が負けなしなのが、悔しいし納得いかない。川崎を止めるのは、自分たちだ!!」と意気込んだ。「川崎はボール回しが上手い。相手にボールを持たれても、回させている意識だ。中を固めても、(中村選手)憲剛さんが、少しの隙で当ててきてそこから裏を狙って1対1で(大久保選手)嘉人さんがある。小林悠は、一瞬目を離した瞬間に動き出す。消える動きが出来る危険な選手だ。だから、決定的なパスを出させない。そして奪った後はまず縦を見て、縦に入れられたら何人かを置き去りにする」攻守の切り替えを意識して川崎戦に向けての攻略のイメージを膨らませていた。