浦和フットボール通信

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【CS鹿島戦に向けた選手コメント】森脇「最初に失点しないこと」李「開始5分で決まる」

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(Report by 河合貴子)

森脇「最初に失点しないこと」

森脇良太選手は「この間のように激しい試合になる。ベースは、走って闘うことは変えずにいく。まずは、ボールを失わずにキープしたい。そのために、第1戦よりも運動量を上げていきたい。1失点してしまえば、状況的に苦しくなる。鹿島は、勢いで出て来るから、点を獲る意識もしないといけない。最初に失点しないことだ。どっちが先取点を獲るかがターニングポイントだ。試合時間が経って、どういう状況か理解しながら進める。引き分け狙いで引き分けが取れるものではない。展開によって勝っていれば、勝っている時の闘いをする。試合中から、臨機応変に闘いたい。残り時間が少なくなるほど、試合の運びは難しくなる」とゲームコントロールを意識して臨機応変に対応する。

そして第1戦を振り返りながら「勝っている状況で押し込まれるのは、想定内だった。残り10分は、パワーで来るのは当然。セカンドやサードボールの意識で集中力を切らさない。クロスで何回もかつフリーで上げられた。ホームでは、どんな展開でも勝利を勝ち取る。イケイケドンドンでは、行かずに勝利をもぎ取りたい。年間3位にシャーレを掲げられるほど悔しいことはないからね」と勝利を誓った。

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李「開始5分で決まる」

李忠成選手は「前回、90分走ったんでね」とチャンピオンシップファイナルの試合に向けても90分プレー出来る手応えを感じていた。そして「前回は守備の部分で出来た。試合勘の部分もあってレッズらしいサッカーが出来なかった。でも、次はレッズらしいサッカーで勝って日本一になる」と意気込んだ。

「気持ちですよ!気持ちを見せた方が勝つ。途中から出ても、最初から出てもチームに貢献出来るようにしたい。ミシャ監督もいろいろと考えていると思う。鹿島が前掛かりで来て、1点獲ったらポンポンとやられる。だから、自分たちを信じてやり通すことが重要。自分たちが、やり続けたサッカーでもし負けるなら仕方ない。相手に合わせるサッカーはしてきてない」と今でやり通した浦和のサッカーで堂々と勝負する。

そして「鹿島は、ボールサイドに凄く早く来る。ファール数も多かった。そこをポンって抜けたら浦和のリズムが出る。まずは、チームの勝利だ。自分の得点もそうだが、貢献度だ。理想を追い求めていく」と話し大一番を前に「緊張感よりもワクワク。いろんな人で、ポジティブに考えている人が成功する。31歳になっても人から学んでいる。前半の入りを意識する。開始5分で決まる。鹿島は、勢いで出てくる。前線からプレスに来てもいなせば、嫌気をさして退いたり、気持ちの糸が切れる。後ろからのビルドアップが大事だ」と身を引き締めた。

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