大住良之「レッズと浦和。絆は崩壊したのか。」後編
VIPインタビュー 大住良之(サッカージャーナリスト)
レッズと浦和。絆は崩壊したのか。(2)
サポーターの眼から見ても拙速、安直としか映らないGMや監督の交代劇。その余波はイレブン以下の現場にまで及び、開幕前には予想もできなかった残留争いに巻き込まれた昨季のレッズ……。「ここまで問題点が露呈されれば、逆にホームタウンが意思表示するチャンスが与えられたとも言えるのでは?」 日本のサッカージャーナリズムの先陣を走り、幾多のJクラブの変遷を見届けてきた大住良之氏の談話からは、愛あればこそのクラブ内部の奮起を促す意志が漂った。「10年後のレッズ」を考える途上に外せない氏の見解、後編をお届けする。 (浦和フットボール通信編集部)