浦和フットボール通信

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レッズ好きの繋がりを増やしたい!

埼玉県桶川市出身バンドの「GOING UNDER GROUND」。かつてはテレビ埼玉のレッズ応援番組「GGR」のエンディングテーマも務めるなどレッズともゆかりのある彼らの中に、レッズ大好きを公言し続けるギタリストがいる。その名も中澤寛規。レッズ好きNo.1ミュージシャンと言ってもいい彼が、レッズ、フットボールとミュージックでなんか面白いことやろうぜとスタートした企画。これから何が飛び出すか乞うご期待。「GOING MAGAZINE」とのコラボレーション企画。まずは、中澤さんのレッズプロフィールをお聞きした。
インタビュアー:椛沢佑一(浦和フットボール通信編集長)

GOING MAGAZINEでは、取材風景を動画にて配信中!

 

■埼玉、レッズ好きの繋がりを作って、浦和ロックフェスティバルをしたいね!

椛沢:サッカーの魅力ってなんだと思いますか。中澤さんは、スポーツでサッカー以外に好きなものはありますか?野球とか、オリンピックとか。

中澤:サッカー以外はスポーツニュースで情報を知る程度ですね。サッカーの魅力で言うと、プレーしている選手のシルエットがカッコ良いと思います。サッカー選手ってスタイルがよくて、プレーのフォームとかも他のスポーツに比べてもシャープで、シルエットにした時にかっこいい。絵になる場面がサッカーには多いですよね。ゴールシーン以外でも瞬間、瞬間でカッコイイと思えるシーンがあります。スポーツとして、90分止まらないというところも好きですね。でもやはり一番は、サッカーは絵になる!ということですかね。音楽の話でもギターを背負った時に絵になる奴と絵にならない奴っているんですよ。俺は中学生で初めてギターを練習し始めた時に、まずどの位置でギターを持つとカッコ良く見せられるのかというのを、ギターを背負った自分を窓に映して研究していた時期があるんですけど(笑)、でもパッと見のシルエットは説得力にもつながるんですよね。ミュージシャンはステージに立つ演者でもあるので、その部分も大事な要素だと思うんですけど、サッカーにも近い所がありますよね。ピッチがステージで、演者である選手がいる。感動するプレーが生まれる瞬間はそれまでの動きも全て華麗で、その美しい瞬間が重なった結果なので見ていて感動する。サッカーの醍醐味はそこですかね。

椛沢:現在、浦和レッズの選手で交流がある人はいるのでしょうか?

中澤:現役ではGKの加藤順大君ですね。きっかけは2005年に当時レッズに所属していた千島徹君と雑誌の企画で対談をして、それが初めてレッズの選手と知り会うきっかけだったのですけど、その後、飯でも行きましょうという話になって千島君が一緒に連れて来たのが加藤君だったんですね。そのあとも二人とはずっと付き合いがあって、千島君は愛媛FCに移籍してしまったのですが松山でのライブに来てくれたり、引退する時にも電話をくれて、俺なんかにわざわざ連絡してくれて、良い奴だなと思いました(笑)加藤君とは今でもよく飯に行く機会がありますね。去年ようやく加藤くんが正GKの座を射止めた時は自分のことのように嬉しかったです。でも自分が音楽の仕事を長く続けていなかったら知り合えていなかった縁だと思うので、そういう意味でも長くミュージシャンをやっていて良かったなと思いますね(笑)

椛沢:そこですか?(笑)。

今井店長:先ほど話に出た、これはナビスコ準優勝した時のパネルがこれですね。優勝した時もこのくらいの混み具合でしたね。2500人くらいこの周りにいたという報道がされていました。

中澤:マジですか・・・。俺もその中にいたんですよ!

今井店長:そうだったんですね!私も以前、熊谷のライブハウスでよくゴーイングを拝見しましたよ。僕と同じ年齢の期待の星なので、期待していますよ!

椛沢:他にレッズ好きのミュージシャンが結構いるとは聞いたのですが、今井さんが知っている方はいますか?

今井店長:レッズ好きだとケツメイシとか、ユニコーンも打ち上げでうちのお店に来てくれたりはしていますね。この前、フランツ・フェルディナントが宴会をするためにわざわざ来てくれました。彼らはまだ貧乏学生の時に2002年のワールドカップを観戦する際に、このお店を知って、今でもフジロックのトリを取った後に、このお店に来てくれるんですよ。よかったら彼らと対バンをしてください。

中澤:逆にお願いしたいですよ!彼らが来た時に、店長から日本にGOING UNDER GROUNDって良いバンドがいると言っておいてください(笑)。

今井店長:了解しました(笑)。海外では、サッカー好きは多いんですけど、日本の場合は表向き言っている方は少ないですかね。

中澤:日本の場合は、このチームのサポーターです!みたいなミュージシャンはなかなか聞かないですね。

石原:確かスキマスイッチの常田さんが、川崎のサポーターで、応援歌を作ったりしていますね。

今井:新潟もけっこうやっていて、ハイスタンダードの難波さんがクラブ応援ソングを作ったりしていますね。以前、浦和レッズの歌を小金沢昇司さんが作るという話があったらしいですけど、さすがに浦和のイメージと違うので、なくなりました(笑)

椛沢:浦和は元々全国屈指のロックのメッカと言われるほどのロックの街で、浦和ロックロールセンターという伝説の組織もあったんですよね。

今井店長:そうなんです!埼玉大学とかでライブをしていて、その時のフライヤーを見ると、井上陽水さんとかそうそうたるメンツが来ているんですよね。最近では北浦和出身のテレフォンズが頑張っていますよね。浦和の街でロックフェスティバルをやりたいですね。群馬までフェスが始まったので、関東で埼玉だけないんですよ。

中澤:テレフォンズはこの前、越谷で対バンをして先輩風を吹かせてきましたよ(笑)
でも埼玉つながりのバンドがちょっとずつ出てきています。その横のつながりをもっと広げて埼玉も打って出ないといけないですね(笑)ミュージシャンでもレッズサポーターはたくさんいると思うので、どんどん公言して欲しいですね。

椛沢:海外だと、オアシスのノエル・ギャラガーが「俺はマンチェスターシティーが好きだ」と強くアピールしたりしていますよね。フットボールとミュージックの親和性はありそうな気がしますよね。

中澤:Jリーグでも他のチームだとサポーターを公言しているミュージシャンを聞く気はしますね。不思議と浦和サポを公言するミュージシャンは聞かない(笑)なぜでしょうね。ぜひ出てきて欲しいですね。そしてここで対談してお近づきになりましょう!(笑)是非ともこちらにご一報ください(笑)

椛沢:最後にレッズへの思いを伝えてもらって終わりましょうか(笑)。

中澤:今シーズンは、週末にライブが重なっていることが多くて、レッズの試合に全然行けてないんですよ。3、4年前はシーズンチケットの2/3くらいは行けてたんですけどね。暇だったのかな(笑)今年はレッズも結果が出ていて楽しませてもらっていますけど、スタジアムに行けていないのが本当に残念。今年中に1試合でも行っておかないと年が越せないですね。見に行きたいな、試合・・・。こんなにレッズについて語っておいてお前試合行ってないのかよ!と言われそうですけど(笑)

<取材協力:酒蔵力 浦和本店>

<ナカザ浦和探訪(浦和の街、ナルシス篇)>
浦和レッズのホームタウンである浦和の街を中澤さんが探訪。

初めて中学校の時にバンドを組むわけですけど、中学時代は、ライブハウスでやったことがなくて、地元のスタジオや、近所の公民館の友達を呼んで小規模なライブをやったことがある程度の活動でした。高校に入ってから「GOING UNDER GROUND」を名乗るんですけど、その名前で初めてライブをやったのが浦和ナルシスなんです。他の高校でバンドをやっている友達がが浦和のライブハウスで一緒にやるバンドを探しているということで誘われて、高校一年生の12月にライブハウスデビューしたんですね。高校3年間の内にナルシスでは年に1〜2回のペースでライブをやっていましたね。まさに「GOING UNDER GROUND」の原点であり、ライブデビューの地ですね。ビートルズで言うところのキャバーンクラブですね(笑)
当時は、特別プロデビューしてやろうという野心もなくて、友達同士でわいわいやっているのが楽しいという理由だけでバンドをやっていたので、オリジナル曲も2、3曲あるくらいで、あとはカバーとかコピーでした。ナルシスでやるようになって浦和の街に馴染みが出来たんですね。桶川に住んでいると遊びに行っても大宮止まりだったので。ナルシスには、15年ぶりに訪れましたけど、入口から醸し出す異様な空気感は変わってなかったですね。(笑)中も真っ暗で、小さいライブハウスだったのは覚えています。一般の人が思う暗くて汚い雰囲気で、スタッフの人も強面と(笑)今はわからないですけど。すごく懐かしかったです

GOING UNDER GROUND Profile

埼玉県桶川市出身の4人組。ブルーハーツに憧れて、当時中学1年の松本素生、中澤寛規、石原聡、伊藤洋一は、バンドを結成。高校1年の時に河野丈洋が加わり、何度かメンバーの出入りを経て、高校卒業時に5人が揃う。
1998年12月にインディーズレーべルDNA CUPSULESより、ファーストミニアルバム『Cello』をリリースする。1999年10 月には自分たちの事務所 aqua music products、レーべル sunnysideを設立。翌年5月に初のフルアルバム『GOING UNDER GROUND』をリリースし、全国ライブツアー開催など精力的な活動を展開するなか、2001年6月21日にシングル『グラフティー』にてメジャーデビュー。2005年にリリースされた『STAND BY ME』は三ツ矢サイダーのオリジナルCMソングで話題となり、ロングヒットとなる。2006年には初の日本武道館公演を成功させる。2009年4月18日、日比谷野外大音楽堂でのtour2008-2009 “LUCKY STAR”ファイナル公演をもって、キーボード・伊藤洋一が脱退。メンバー4人での再スタートを切る。2009年11月、松本素生がヒダカトオル(元 BEAT CRUSADERS/現 MONOBRIGHT)をプロデューサーに迎え、ソロ・プロジェクトのSxOxU(ソウ)を始動。同じく12月に、河野丈洋も初のソロ・ミニアルバム『CRAWL』 を自身のレーべル“NORAH RECORDS”よりリリースする。
2010年1月、プロデューサーに常田真太郎(スキマスイッチ) を迎えてのコラボレーション、松本素生ソロ曲「2030」がグリコ「ポッキー」スペースシャワーTV CFソングとしてオンエア。松本素生として、ソロ第二作目のシンガーソングライター・ミニアルバム『素生』を3月にリリース。メンバーのソロ活動も盛んになる中、2010年2月には、 GOING UNDER GROUNDとしても所属レコード会社をポニーキャニオンへ移籍することを発表し、5月にヒダカトオル・ プロデュースの楽曲『LISTEN TO THE STEREO!!』をリリース。“メジャー・デビュー10周年”となる2011年4月には2年振りとなるニューアルバム「稲川くん」をリリース。LIVE活動も精力的に行いつつ、2012年11月14日に待望のニューアルバム「Roots&Routes」をリリース。
2012年11月17日より冬のHALL TOURと題して地元桶川を含む全国4カ所のホールツアーを行い、年が明けた2013年3月よりGOING UNDER GROUND TOUR 2013「Roots&Routes」を開催する。

GOING UNDER GROUND
2012.11.14 RELEASE「Roots&Routes」
GOING UNDER GROUND1年7ヶ月ぶりのフルアルバム

一度は完成に漕ぎ着けたアルバムをゼロから作り直した
NEW ALBUM「Roots & Routes」ついに完成 !!
 

〈収録曲〉
01. 1978
02. シナリオライター
03. Breakthrough  *アニメ「FAIRY TAIL」主題歌
04. Roots
05. 1998~土曜日の夜、日曜日の朝~
06. ナカザのディスコ★
07. 刹那
08. 稲川くん
09. コーンフレークダイアリー
10. 1+1
11. 愛なんて  *映画「ハラがこれなんで」主題歌
12. なんにもいらない
13. 9th Route
14. Shining   *JR東海CMタイアップ曲

PCCA.03698 税込価格¥3,000
PONYCANYON

 

冬のHALL TOUR~Root&Routes~

11/17(土 )桶川市民ホール
12/8(土)大阪・御堂会館大ホール公演に続き、
1/13(日)栃木県総合文 化センター
1/20(日)日本橋三井ホール 追加決定!!

3月からは
GOING UNDER GROUND TOUR 2013「Roots&Routes」

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