浦和フットボール通信

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【画像で詳細説明】2013シーズン浦和レッズ新ユニフォーム発表

2013年の新ユニフォームについて、ナイキジャパンフットボールマーチャンダイジング担当者からデザイン、ディティール、テクノロジーについての説明を行う、発表会が行われた。

「デザインは、ナイキグローバルデザインにおけるディレクションの下で、カラーブロック表現をしています。ホームユニフォームに関しては、センターの部分に大きなダイヤモンドをグラデーションによって赤の濃淡で表現をしています。色については浦和レッドダイヤモンズの赤・白・黒を継承していきます。2013年度は非常にシンプルで、昨年までは、襟がありましたが、今季よりクールネックの丸首タイプになり、軽量性が生まれ、着た感じのフィット感もあります。パンツは、クラブの象徴である赤をシリコンのテープに入れることでアクセントカラーになっています。ソックスについては黒で、前後にナイキのロゴ。ふくらはぎには、ホームタウンを表すURAWAの文字を刻んでいます。

アウェーユニフォームについては懐かしいと思う方もいらっしゃるかと思いますが、2003年のナビスコカップ決勝の時に着ていたクリームっぽいユニフォームを再現しました。2003年に初タイトルをとってから10年が経つ記念すべき年ということで復刻という意味でもカラーリングのインスピレーションを受けて、ナイキのデザインとしてカラーブロックをボーダーで表現をしました。ユニフォーム、パンツ、ソックスのカラーを全身揃えることで、スタイリッシュな形で仕上げています。

サードユニフォームはエメラルドカラーになります。こちらのカラーリングはチャレンジングなカラーになっています。2012年もブラックというチャレンジグなカラーで選手に着用をして頂きましたが、今季はATOMIC TEALという色になっていますが、こちらを着て敵地で戦って頂きたいと思っています。カラーの特徴は非常に綺麗ですが、綺麗なものの裏で毒素をもっているような、アウェーの地で存在感が十分に発揮できるような色合いになっています。ホームチームが油断して寄ってきた時には毒を差し込んで撃沈させるという意味合いになっています。


GKはイエロー、グリーン、グレーの3色で展開をしています。カラーブロックは背面が薄いグレーになっていますが、背中の部分で濃い目のグレーになっていてカラーブロックを表現しています。

ディティルに関しては、エンブレム、ナイキロゴ、スポンサー様のロゴはヒートトランスファーという熱圧着による方法を使用しています。そのことによってワッペンで縫い込むことよりも着心地や軽量性がアップします。生地の接合部にはTバーというシリコンテープを貼ることによって相手に引っ張られても生地が裂けないように、肩と、パンツの後ろ側にTの形をしたテープを貼っております。オーセンティックについては、脇の下にレーザーカットホールという三角上でドットの穴を入れることで、空気を多く取り入れます。そしてすぐに汗を乾かすという速乾性も兼ねた作りになっています。生地の特徴は新たにアトム素材を使用しています。ウロコ状の生地の見た目になっていて、横に引っ張ると伸縮性があります。表面はポリエステル100%ですが、裏地はオーガニックコットンを採用しており、着心地もアップしますし、伸縮性もかねており、速乾性もあります。

テクノロジーについては、100%のリサイクルポリエステルを使用しており、ペットボトルをリサイクルしたものを採用しています。

最後はアイコニックな話になりますが、全てのユニフォームのインナーネックにチームを象徴するハートの12を首の裏に入れております。今まで生地で縫い付けたりする手法を取り入れていましたが、ホーム、アウェー、サードとそれぞれのカラーが違いますので、いろいろな表現で楽しんでもらえるようになっています。ACL使用はエンブレムの下に日の丸が入ることになります」。

 

質疑応答
Q.
「レッズ史上初のグリーンで、物議を醸し出すようなカラーになっていますが、この色を決めるにあたって色々とお悩みになったこともあると思いますが、これが決め手になったということを教えてください」。

A.
「クラブとも色々とお話をさせて頂いて、昨年ブラックというカラーを挑戦させて頂いて、私どもとしてもチャレンジなのですが、選手がどのように着こなして、どのようなパフォーマンスをしてくれるかは期待をしております。物議を醸し出すという意味においては、今までやったことがないことを浦和レッズと共にやっていくという前向きな姿勢であることはご理解を頂ければと思っております」。

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